歯科医師の傍ら始めた農園
ロスマ農園の歴史は、1963年にオーナーであるフレディ・モラレスさんの父、アレハンドロさんが、ブルボンやティピカなどのコーヒーの木が植えられていた土地を購入したことから始まります。フレディさんは、本業の歯科医師として働きながら、趣味としてコーヒー栽培を始めました。
当時、農園へ続く道路はなく、徒歩で1時間ほどかかる道のりを、ロバに乗って通っていたそうです。1990年代初めには、フレディさんが中心となり、周辺の生産者たちと協力して道路の整備に着手しました。今では農園へのアクセスが便利になっただけでなく、地域に暮らす人々の生活を支える道にもなっています。また、水の少ないこの地域で安定したコーヒー生産を続けるため、農園から約5km離れた山の水源の権利を購入し、そこから水を引く仕組みも整えました。この豊かな水源は今なおコーヒーの水洗処理に活用されています。
現在は、フレディさんの息子さんたちが中心となり、家族で農園の管理とコーヒーづくりを受け継いでいます。

CSMART(シースマート)とは
ブラジル・サンパウロ州に拠点を置くCSMART社が開発した、AI搭載のコーヒー生豆用の品質評価の機械です。
これまで人の目や経験に頼って行われてきた生豆の鑑定を、AIと画像認識技術がサポート。 一粒一粒の豆をカメラで撮影・分析することで、色やスクリーンサイズ、形や欠点などをより詳細に把握することが可能になります。 これにより、安定した品質管理や、生産者へのフィードバックによる選別工程の改善などに役立つことが期待されています。