農業に適さない土地
ブラジル・セラード地域は、ブラジル中央部に広がるサバンナ地帯。かつては酸性土壌が強く農業に適さない土地と考えられていました。
1970年代に入ると、ブラジル政府や研究機関が土壌改良技術の開発を進めたことで状況が変わっていきます。石灰による酸性土壌の改良、リン酸肥料の活用、品種改良、灌漑技術の導入などを行ったことで、 大規模な農業生産が可能となり、コーヒー産地として急速に発展しました。
New Crop エチオピア イルガチェフェ コケ ナチュラル G1
セラードから【水資源保護プロジェクト】のコーヒー
| 精製方法 | ナチュラル |
|---|---|
| 標高 | 972m |
| 品種 | イエローアララ |
| 入港月 | 2025年12月 |
| 乾燥 | パティオで2日間天日乾燥、その後機械乾燥1日 |
| 規格 | No.2 スクリーンサイズ16アップ |
| 栽培・農薬の使用 | 栽培期間中、農薬、化学肥料を使用 |
| 梱包 | 30kg麻袋+グレインプロ |
| 関連プロジェクト | 水資源保護プロジェクトとは? >> |
| 商品管理番号 | U714-260 |
|---|
生産国:ブラジル
生産地:ミナスジェライス州、セラ・ド・サリトレ
生産者:カポン・ド・アタリョ農園のみなさん
ブラジル・セラード地域は、ブラジル中央部に広がるサバンナ地帯。かつては酸性土壌が強く農業に適さない土地と考えられていました。
1970年代に入ると、ブラジル政府や研究機関が土壌改良技術の開発を進めたことで状況が変わっていきます。石灰による酸性土壌の改良、リン酸肥料の活用、品種改良、灌漑技術の導入などを行ったことで、 大規模な農業生産が可能となり、コーヒー産地として急速に発展しました。
また霜害の少ない安定した気候や広大な平坦地は、ブラジル国内でも有数の生産環境として評価されています。1980年から1990年代にかけて、ブラジル南部の生産地では、霜害による被害が発生し、 生産者がより安定した気候を求めてセラード地域へ進出しました。
その後、セラードでは機械収穫を中心とした効率的な生産体制が確立されました。 大量生産のイメージが強い地域でしたが、2000年代以降は品質向上への取り組みも進み、農園ごとの栽培・精製管理やトレーサビリティの強化によって、スペシャルティコーヒー産地としての評価も高まっています。
ミナスジェライス州セラ・ド・サリトレに位置するカポン・ド・アタリョ農園は、1985年に家族経営の農場としてコーヒー栽培を始めた、歴史ある農園です。現在は2代目のエドゥアルドが経営を担い、経営管理学で学んだ知識と、現場で培ってきた農業技術を生かしながら、34ヘクタールの農地で約68,000本のコーヒーを栽培しています。
品種にはブラジルで改良されたイエローアララを採用。標高972メートルの環境のもと、一つひとつの木を丁寧に育てています。
収穫期は6〜8月で、精製方法はナチュラルを採用しています。収穫したコーヒーは、まずコンクリートのパティオで2日間天日乾燥させ、その後、機械乾燥で約24時間かけて仕上げます。こうした二段階の乾燥工程によって品質の安定を図り、定期的なカッピングを通じて品質の確認と改善にも取り組んでいます。
「コーヒーを特別なものにするのは、栽培・収穫・精製のすべての段階で、適切なケアと良い取り組みを積み重ねること」と語るエドゥアルドさん。日々の丁寧な仕事と品質へのこだわりが、この農園のコーヒーを支えています。
CSMARTを使用して鑑定した結果を、掲載しております。
鑑定結果の見方は、こちらをご確認ください。
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Light Roast(浅煎り)
ヘーゼルナッツの風味にドライイチジクを思わせるほのかな果実実が口の中に広がります。穏やかな酸質で、こっくりとした甘さが広がるので、デイリーのコーヒーとしておすすめの焙煎度合いです。
Medium Roast(中煎り)
ローストナッツの香ばしい風味に、キャラメルを思わせる甘さや蜜を思わせるトロっとした質感が好印象の焙煎度合いです。
Dark Roast(深煎り)
ビターチョコレートのほろ苦さに、ローストナッツの風味が特徴的です。重厚なボディ感があり飲みごたえのある深煎りコーヒーに仕上がります。
ほのかな果実感に程よいボディ感、クリーンカップが印象的でした。
「コーヒーを特別にするのは、栽培・収穫・精製のすべての段階において、正しいケアと良い実践を積み重ねることだ」
そんな風に語る生産者エドゥアルドさんの言葉が豆にしっかりと反映されているようです。
多少の欠け豆は見られますが、味わいに大きな影響はなく、おおむね良好です。美味しく飲んでいただけます。
どの焙煎度合いでも活躍でき、特に中浅煎りぐらいでこの豆のポテンシャルが発揮されそうです。
セラード地帯は、ブラジルの生活用水の約40%をまかなう水源を擁しています。一方で、都市の生活用水やコーヒー農園での灌漑などにより、水位の低下が懸念されています。
そこで生まれたのが、官民が連携してセラードの水を守るプロジェクト「Cerrado das Águas(セラードの水コンソーシアム)」です。コーヒー生産者団体からロースターまで民間事業者が幅広く参加し、水源涵養林の保護、再植林、環境にやさしい節水型のコーヒー生産の研究・指導を通じて、セラードの水資源保護を進めています。このコーヒーは、売り上げのうち1kgあたり約10円が同プロジェクトに寄付されています。
CWCは、企業・政府・市民社会が参加するマルチセクターの協働プラットフォームです。気候変動に立ち向かうため、力を合わせて環境の保全と保護を支援することを目的としています。現在はミナス・ジェライス州で活動しており、ほかの7県でも展開を進めています。
その中心となるのが「Conscious Producer Investment Program(CPIP)」です。流域の生産者に専門的なサービスを提供し、修復、気候変動に対応した農法、効率的な水資源管理の3つの側面から、生産地の環境づくりを後押ししています。
・小分け(200g/1kg/5kg):原袋商品の在庫がある場合は、一時的な在庫切れとなっております。
遅くとも翌営業日までに在庫を補充いたします。
・原袋:完売のため、次回入荷までお待ちください。代替品や入荷時期については、わかり次第ご案内いたします。なお、商品によっては新ロットへの切り替えに伴い、再販となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
CSMART(シースマート)とは
ブラジル・サンパウロ州に拠点を置くCSMART社が開発した、AI搭載のコーヒー生豆用の品質評価の機械です。
これまで人の目や経験に頼って行われてきた生豆の鑑定を、AIと画像認識技術がサポート。 一粒一粒の豆をカメラで撮影・分析することで、色やスクリーンサイズ、形や欠点などをより詳細に把握することが可能になります。 これにより、安定した品質管理や、生産者へのフィードバックによる選別工程の改善などに役立つことが期待されています。