ゾウの住むガジャ農園
ガジャは、インドネシア語で「ゾウ」を意味する言葉で、ガヨ・アチェ語ではウネンと呼ばれています。100haもの広大な農園内では、オランウータンやサイ、スマトラトラなども生息しており、豊かな自然の中でコーヒーが育てられています。
ゾウというと人が乗っているのを連想できる温厚そうなイメージですが、実際は獰猛な動物であり人の手ではどうすることもできないため、まるで天災のように過ぎ去るのをただ待つようです。毎年、トラによる事故よりもゾウによる事故の方が多いことからも見て取れますね。ゾウに踏みつぶされることなく、多くの野生動物と共存しながら育つコーヒーはたくましく、味わいからもその力強さを感じることができます。
この農園で植えている品種は、アテンとアユンダ。アテンは「THE・インドネシア品種」ともいえる、インドネシアでは代表的な品種です。コンパクトで収量も多く、その育てやすさが売りです。アユンダは、アテンとティムティムの交配種。東ティモールで発見されたハイブリッド品種でさび病耐性があるティムティムがかけ合わさることで、収量の多さと病気への耐性を兼ね備えた品種になっています。

CSMART(シースマート)とは
ブラジル・サンパウロ州に拠点を置くCSMART社が開発した、AI搭載のコーヒー生豆用の品質評価の機械です。
これまで人の目や経験に頼って行われてきた生豆の鑑定を、AIと画像認識技術がサポート。 一粒一粒の豆をカメラで撮影・分析することで、色やスクリーンサイズ、形や欠点などをより詳細に把握することが可能になります。 これにより、安定した品質管理や、生産者へのフィードバックによる選別工程の改善などに役立つことが期待されています。