気候がつくる「ウバフレーバー」
ウバは、スリランカ(セイロン島)中央山脈の東側に広がる産地です。標高1,200m前後からそれ以上のハイグロウン(高地産)に区分され、切り立った岩肌の斜面に茶畑が広がっています。
スリランカ中央山脈の西側で南西モンスーンがすべての雨を降らせたあと、乾いて冷たい風だけが山を越えてウバへ吹き抜けます。この乾いた季節風が7〜9月頃に吹く期間、茶樹は水分ストレスにさらされ、それに応じて香気成分を強く生成します。
この栽培環境とタイミングが、いわゆる「ウバフレーバー」を作り出しており、この時期以外に収穫された茶葉からは、この香りがほとんど現れません。
