「雲」の農園 、ラス・ヌベス
1830年頃、アメリカ人開拓者ウィリアム・ネルソンは、グアテマラのサンフランシスコ・サポティトランという小さな村を訪れました。近くにある丘は、地元のマヤ系先住民から「ペクル(Pecul)」と呼ばれ、太古の昔から手つかずの自然が残る、グアテマラの国鳥ケツァールの生息地でもありました。空に手が届きそうなその壮大な景観に、ネルソンはコーヒー栽培に適した条件を見出し、スペイン語で「雲」を意味する"ラス・ヌベス(Las Nubes)"という名の農園を開きました。彼が築いたこの農園の姿は、1875年に写真家エドワード・マイブリッジによって一連の写真に収められ、今に伝えられています。それから一世紀以上、ラス・ヌベスは代々の家族の手によって大切に受け継がれ、伝統を築いてきました。

CSMART(シースマート)とは
ブラジル・サンパウロ州に拠点を置くCSMART社が開発した、AI搭載のコーヒー生豆用の品質評価の機械です。
これまで人の目や経験に頼って行われてきた生豆の鑑定を、AIと画像認識技術がサポート。 一粒一粒の豆をカメラで撮影・分析することで、色やスクリーンサイズ、形や欠点などをより詳細に把握することが可能になります。 これにより、安定した品質管理や、生産者へのフィードバックによる選別工程の改善などに役立つことが期待されています。