国全体がオーガニック
東ティモールは、世界的に見ても珍しく、「国全体がオーガニック」といえるほど有機栽培が根付いている国です。
コーヒー栽培の歴史は古く、長くコーヒーが人々の暮らしを支えてきました。一方で、農薬や化学肥料を使う習慣がほとんどなく、コーヒーをはじめとする作物は、自然に寄り添うかたちで育てられています。
まったく肥料に頼らずに栽培を続けていると、少しずつ土壌の栄養が失われてしまいます。そこで生産者たちは、木と木の間に「ビオポリ」と呼ばれる有機肥料を入れる穴を掘ったり、落ち葉が土に還り、土壌を豊かにしてくれるシェードツリーを植えたりと、身近な自然の力を活かしながら土づくりを行っています。こうした、土地に無理をさせず、自然の循環に寄り添う栽培方法が、東ティモールならではのコーヒーづくりにつながっています。

CSMART(シースマート)とは
ブラジル・サンパウロ州に拠点を置くCSMART社が開発した、AI搭載のコーヒー生豆用の品質評価の機械です。
これまで人の目や経験に頼って行われてきた生豆の鑑定を、AIと画像認識技術がサポート。 一粒一粒の豆をカメラで撮影・分析することで、色やスクリーンサイズ、形や欠点などをより詳細に把握することが可能になります。 これにより、安定した品質管理や、生産者へのフィードバックによる選別工程の改善などに役立つことが期待されています。