エチオピア イルガチェフェ ゲルセイ ウォッシュ
甘味たっぷりのイルガチェフェ
商品管理番号 | U586-230 |
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生産地 | イルガチェフェ地方 ゲルセイ村 |
精製 | ウォッシュ |
標高 | 2,100~2,250m |
品種 | 在来種 |
クロップ年 | 2023年6月入港 |
生産者 | ゲルセイ村の小規模農家さん |
乾燥 | アフリカンベッド+天日乾燥 |
規格 | G1 |
サイズ | 15UP |
認証 | なし |
栽培・農薬の使用 | シェードグロウン |
INFORMATION
- おすすめ焙煎度:ライト~フルシティ
- 梱包:30kg麻袋+グレインプロ
- フレーバーノート:lemon, lime,floral, tea-like, candy, lemon-grass,soda, bright, balanced, juicy
焙煎度を変えた香味情報
Light Roast
Medium Roast
Dark Roast
BUYER COMMENTS
エチオピアといえば華やかなフレーバーが注目される一方で、心地よいマウスフィールやアフターのキレイさなど、液体の質感がひと際優れたクロップも存在します。この商品は後者。この軽やかで口の中を転がるような繊細な質感は、標高が高く冷涼な気候の中、ゆっくりと均一に乾燥が進むことによって作り出されます。エチオピア産スペシャルティコーヒーのもう1つの特徴をお楽しみください。
OUR STORY
不動の人気を誇るイルガチェフェ
古くから最高級水洗式アラビカの産地として知られていたイルガチェフェでしたが、2000年以降は従来のトップグレードのGR2のさらに上をいき、味の広がりや奥行きを持ったGR1が生産されることで、近年のスペシャルティコーヒーの市場で、改めてその不動の存在感を確かにしました。ここ数年は、イルガチェフェの中でも、特に高品質で特徴的なコーヒーを生み出す特定地区の名前が知られるようになってきました。ゲルセイ地区もその一つ。高い標高でゆっくりと育ち丁寧に乾燥が施されたコーヒーは、際立った味わいを持っています。特に2023年クロップは、酸の明るさが際立っており、柑橘系の香りやほのかなスパイス感も合わさりまるでサイダーのような印象を感じます。
小農家によるコーヒー栽培
ゲルセイ地区もそのような地区の一つで、イルガチェフェ特有の紅茶を感じさせる優雅なフレーバー、特に今年は甘味に厚みがあり、ヨーグルトのような酸味をほのかに感じます。イルガチェフェコーヒー生産者連合という大きな組織の中の1つがゲルセイとなります。大きくても2ヘクタールにも満たない小規模な農家さんで構成されており、各世帯自身の庭先でコーヒーを育て、コーヒーのシェードツリーとしてのバナナやアボカド、桃など様々なものを植えており、それらはシェードツリーの役割も果たしています。
こだわりの輸出業者Primrose社
Primrose社は環境・社会・コミュニティ経済に着眼点を置き、ただコーヒーチェリーを購入して輸出するだけでなく、しっかりと地元の小農家さんのニーズにあったサポートを継続的に行なっている会社です。2012年から始まった、まだとても若い会社でありながら、広くエチオピア(Yirgacheffe, Guji, Sidamo, Limu, Lekempti, Djimmah and Harar)で小農家のサポートをしている会社でもあります。徹底した品質管理とコミュニティサポートをバランスよく行なってるPrimrose社のコーヒーは、コーヒーの香味だけでなく、その裏にある一人ひとりの生産者への思いもしっかりと感じさせてくれる品質のコーヒーです。
品質維持のために6つの条件
上記のPrimrose社ではイルガチェフェの品質基準を設けています。
- どれだけ標高の高く、テロワールの良い地域の農家の近くにウォッシングステーションを持てるか。
- その地域の農家に、どれだけ完熟したチェリーを摘むことが大事か。また、良いものを持ち込んだ農家にプレミアムを払うか。
- ウォッシングステーションで丁寧に未熟を選別するか。
- アフリカンベッドでの乾燥する約2週間、昼はパーチメントをしっかり撹拌し、夜はビニールシートを掛けて、ゆっくりまんべんなく乾燥される。
- そして、途中の輸送でつまらない、しっかりとした国内輸送。
- 悪いもの/安いものと混ぜない徹底した管理のできる自社ドライミルを持っている。また、自社ドライミルのため、委託業者と違い、自分の予定ですすめることができます。
上記の6つを満たしているコーヒーが今回のゲルセイ村のコーヒーとなります。