タンザニア キゴマ カンヨブ組合 ウォッシュ AA
深煎り◎ 野性味溢れるキリマンジャロコーヒー
商品管理番号 | U368-240 |
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生産地 | タンザニア西部 キゴマ |
精製 | ウォッシュ |
標高 | 1,450~1,680m |
品種 | ブルボン、ケントミックス |
クロップ年 | 2024年3月入港 |
生産者 | カンヨブ組合に所属する生産者さん |
乾燥 | アフリカンベッド+天日乾燥 |
規格 | AA |
サイズ | 17up |
認証 | なし |
栽培・農薬の使用 | 栽培期間中 農薬化学肥料不使用 |
INFORMATION
- おすすめ焙煎度:ライト~フルシティ
- 梱包:30kg/麻袋+グレインプロ
- フレーバーノート:floral, orange, juicy, apple, sweet-finish
焙煎度を変えた香味情報
Light Roast
Medium Roast
Dark Roast
BUYER COMMENTS
力強いボディ感、ジューシーな酸味を持ったタンザニア キゴマから入荷しました。特に深煎りでの焙煎度合いにマッチしている印象です。ブレンドで使用する際は、コロンビアやネパールなど、同じく酸のしっかりとしたオリジンとの相性が良く、酸味を重ねることで複雑さが増し、ボリューム感を感じる味わいに仕上がります。
OUR STORY
人気の産地キゴマ
タンザニアの産地は主にキリマンジャロ周辺、南部のンベヤ周辺、そしてこのコーヒーが栽培されている西部エリアのキゴマがあります。中でも西部のコーヒーは酸味が鮮やかで焙煎レンジの広いコーヒーとして人気の高いコーヒーです。この鮮やかな酸味を作り出すポイントは、世界で最も豊かな淡水生態系を持つと言われるタンガニーカ湖がたたえる豊富な水資源。コーヒーの精選の際にふんだんに水を使用できるため、クリーンでジューシーな味わいに仕上がると言われています。ただ、国内流通においてタンザニアの端から輸送するため、品質劣化を引き起こしやすいのが難点。そのため今回はリーファコンテナにて輸入しました。
カンヨブ組合
キゴマ地域にあるカンヨブ組合は、1993年に9つの小さな組合が共同で使用できるドライミルを設立したことから始まりました。このドライミルができるまでは、キゴマ地域はタンザニアの最西部に位置しているため、パーチメントを北部キリマンジャロにあるドライミルまで20時間以上かけて輸送する必要があり、輸送中の品質劣化が問題となっていました。ドライミルが建てられてからは、パーチメントを整った環境での保管、輸送のコントロールが可能になり、品質の安定化が実現しました。
農家さんが収穫したチェリーは、所属する各組合に持ち込まれ、選別が行われます。このロットには完熟したモノだけが集められ、果肉除去機を通し、小さなタンクを使用して完全にミューシレージを取り除かれます。その後遮光ネットを使用しながらアフリカンベッドで丁寧に乾燥させ、基準の水分値になったところで、カンヨブ組合が保管しているドライミルに持ち込まれます。乾燥後スムーズに倉庫での保管を行うことで、パーチメントのレスティングがしっかりと進み、コーヒーは力強いボディ感を手に入れるのです。