インドネシア スラウェシ トラジャ ミナンガ ウォッシュ
スラウェシ トラジャ地区より、スポット使いにピッタリです
商品管理番号 | U904-230 |
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生産地 | スラウェシ島 トラジャ地区 ミナンガ |
精製 | ウォッシュ |
標高 | 1,200-1,600m |
品種 | S795 |
クロップ年 | 2023年12月入港 |
生産者 | ジョージ グーリングさん |
乾燥 | 天日乾燥 |
規格 | G1 |
サイズ | 16UP |
認証 | なし |
栽培・農薬の使用 | 混植栽培 栽培期間中、農薬化学肥料不使用 |
INFORMATION
- おすすめ焙煎度:ミディアム
- 梱包:30kg+グレインプロ
- フレーバーノート:Citric,Pine,Floral,Grape-peel, Black-tea, Light-body, Bright
焙煎度を変えた香味情報
Light Roast
Medium Roast
Dark Roast
BUYER COMMENTS
スラウェシ島のコーヒーは小農家単位での生産がほとんど故に、品質が不安定なところがあり、今までご紹介ができずにおりましたが、いよいよ皆様に自信を持ってご紹介できるコーヒーを手に入れることができました。香味を一言で言えば「上品」。ハーブや紅茶を思わせる華やかな香りが心地よく。軽めの質感は力強いスマトラ島のコーヒーとは全くことなる味わいです。スポット使いにぴったりのコーヒーです。数量限定でのご紹介ですので、気になるお客様はお早目にお求めください。
OUR STORY
スラウェシ島のコーヒーの歴史
スラウェシ島のコーヒー生産は、オランダの植民地時代にコーヒーの苗が持ち込まれたことが始まりです。しかしながら、独立後は生産量は落ち込み、生産されるコーヒーはほとんど他の島のコーヒーと混ぜられ、スポットライトが当たることはありませんでした。その後特に日本においては、スラウェシ島のコーヒーを再度取り上げられる動きがみられ、トラジャの名前はコーヒー好きの間では、誰もが知る生産地となりました。
スラウェシ州の高地に、アラビカ種の主な生産地域である、タナ・トラジャと呼ばれる山岳地帯があります。トラジャの南にはエンレカン地域があり、この地域には中心都市であるカロシがあり、その他にもママサ(トラジャの⻄)とゴワ(カロシの南)の地域でもアラビカ種が生産されています。
スラウェシ島のコーヒーのほとんどは小規模農家によって栽培されております。タナトラジャの人々は、舟形の屋根が特徴的な形をした家を建て、死と死後の世界に関連した伝統的な儀式を今も守って暮らしてしています。この伝統への敬意はコーヒーにも見られ、歴史あるコーヒー栽培が今もなお行われています。
スラウェシのコーヒーを残すために
スラウェシ島の先駆的な活動をおこなっているInovasi Kopi 組合。組合員は35世帯、その組合を率いるGeorge Gulingさんは、2018年からコーヒー栽培と精選工場を設立し、2021年にはその加工場の拡大をおこなっています。組合のメンバーへの品質向上のトレーニング、栽培技術の指導、苗木の提供等を精力的におこなっている方です。まだまだ彼らは小さな組合ですが、スラウェシ島のコーヒー栽培の文化を途絶えさせず、世界にその品質と広めていく。そんなビジョンに共感し、参加する農家さんは増えてきていると言います。組合員全員で1つ1つ問題に向き合い、品質向上に向けて取り組んで彼らは今日もコーヒーに向かい続けます。