グアテマラ コバン オーロラ農園 マラゴジッペ ウォッシュ
ライムのような爽やかさ。レアカップのマラゴジッペ!
商品管理番号 | U637-230 |
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生産地 | コバン サンタクルスベラパス |
精製 | ウォッシュ |
標高 | 1,650m |
品種 | マラゴジッペ |
クロップ年 | 2023年9月入港 |
生産者 | 50世帯 約300名の生産者さん |
乾燥 | 天日乾燥 |
規格 | SHB |
認証 | なし |
栽培・農薬の使用 | シェードグロウン |
INFORMATION
- おすすめ焙煎度:ライト~ミディアム
- 梱包:30kg麻袋+グレインプロ
- フレーバーノート:darjeeling-tea, grape, flora,lime-juice,delicate-acidity, good-body
焙煎度を変えた香味情報
Light Roast
Medium Roast
Dark Roast
BUYER COMMENTS
単一品種のマイクロロット作りを得意とするオーロラ農園より、繊細な酸味とライムジュースのような爽やかな酸味が心地よい、特徴的なフレーバーをもつマラゴジッペが入荷いたしました。その粒の大きさからお客様に与えるインパクトは絶大です!他の豆と比較し、容積が大きくなってしまいますので、3kg窯では2kg投入、5kg窯では3.5kg投入にするなど、いつもよりも投入量を少なめにすることが焙煎のポイント。豆に熱がしっかりと加わえ、華やかなフレーバーを引き出してみてください。
OUR STORY
象のように大きい品種、マラゴジッペ
マラゴジッペはブラジル バイーアで発見されたティピカの突然変異種で、主に中米やコロンビアで栽培されてきました。アラビカ種の中で最も背が高く、節間や、葉、そして実るチェリーがとても大きいことが特徴で、その大きさからエレファントビーン(象豆)とも呼ばれています。また味わいは土地の影響を受けやすく、豊かな土壌かつ高地で栽培すると非常に良質な香味を持つと言われています。しかしながら、収量が極端に少ない上にさび病などの病害虫の被害を非常に受けやすい為、多くの産地では矮小で収穫量の多い品種や、マラゴジッペと比較するとまだ扱いやすい、パカスとの交配種であるパカマラへの切り替えが進んでいます。そんな事情で栽培量、流通量が少ないマラゴジッペですが、このコバンエリアでは栽培が続けられており数少ない良質なマラゴジッペが採れる産地として知られています。今回のオーロラ農園では栽培エリアが管理されており、栽培、収穫、精製と丁寧に手が加えられ、貴重な単一品種のクロップとして仕立てられています。
オーロラ プロジェクト
オーロラ農園の農園主であるアルドさんのビジョンは、経済的に自立し、ビジネスとしてコーヒー栽培ができる農家さんを育てること。そしてその教育を通して、コバンの土地から貧困をなくしていくことを目標に、日々農家さんの間を駆け回っています。このビジョンの達成に向け、彼は「AURORA STUDIO 」というプロジェクトをスタートしました。これはコーヒーの価格の中にプレミアムを含むというもので、このプレミアムを近隣農家さんにソーラーパネルや、燃焼効率の良いエコストーブ等を配布、設置するための資金に充てています。実際に今回の海ノ向こうコーヒーの買付により、30世帯の農家さんにソーラーパネルやエコストーブが設置されました。また2023年度はその支援に加え、コバンのコーヒー栽培をかつて引っ張ってきた、高齢者の生活支援にも充てられたそうです。ここまで具体的に買付によって起こったインパクトを教えてくれた農園は、中米ではこのオーロラ農園が初めてでした。農家さんとの連携がかなり密に取れていることが想像でき、アルドさんの強い熱意を感じています。