エクアドル マイクロロット チト ウォッシュ

良質な酸が織りなすジューシーな味わい

商品管理番号 U681-220
生産地 エクアドル南東部 サモラ・チンチペ県 チト地区
精製 ウォッシュ
標高 1,543m
品種 ティピカメホラード、シドラ、カツアイ
クロップ年 2022年11月入港
生産者 チト地区の小規模農家さん
乾燥 天日乾燥
規格 SHB
サイズ 16up
認証 なし
栽培・農薬の使用 シェードグロウン

INFORMATION

  • おすすめ焙煎度:ライト~シティ
  • 梱包:30kg麻袋+グレインプロ
  • フレーバーノート:apple, floral, stone-fruits, milk-choco

焙煎度を変えた香味情報

Light Roast

リンゴ酸のような丸さがあり、心地よい口当たり。甘味もしっかり伴って、ジューシーな味わいに仕上がります。

Medium Roast

液体に少し粘性が出て、クリーミーな口当たり。アフターではフローラルな香りとともに、甘味が長く残ります。

Dark Roast

深く焙煎しても、リンゴのようなフルーティな酸がかすかに感じられます。ほどよいボディ感で、マイルドな味わいです。


BUYER COMMENTS

サンプルローストでもフルーティな味わいが楽しめたので、焙煎機でカロリーを加えればさらにフレーバーを引き出せるでしょう。このクロップを紹介してくれたのは、現地でコーヒーの輸出を手がけるCAFEEXPORT社。エクアドル国内の隠れた産地を発掘して様々な支援を行うことで、スペシャルティコーヒーの市場や農家さんの暮らしを支えています。単一品種をはじめ、高品質のクロップを数多く取り扱っている彼らの今後に期待が高まります!




OUR STORY

エクアドルのトップスペシャルティを作るCAFEXPORT社

このクロップが収穫されるチト地区は、ペルーと国境をエクアドル最南端に位置し、険しい山々に囲まれ年間降雨量も多く、開発の手が及んでいない手付かずの自然が残されたエリアです。このコーヒーの生産には55世帯の零細農家さんが関わっていますが、彼らは今までスペシャルティ市場への販売ルートを持っていない為、高いポテンシャルを持ちながらも低級品として販売することしかできず、僅かな収入での苦しい生活を余儀なくされていました。CAFEEXPORT社は、そんなチトの生産者さんをはじめとする、エクアドル国内に埋もれてしまっている隠れた産地、有能な生産者さんを探し回り、栽培においての支援を行うことで、エクアドル産スペシャルティコーヒーの市場確立と、農家さん達の経済的な安定を目指しています。同社は投資の一貫として農家さん達に新品種(シドラやティピカメホラード)の種を配り、栽培方法を指導しています。CAFEXPORT社の尽力もあり、今後チト地区は更なる生産量の増加、品質の向上が見込まれており、コーヒー栽培に適した良好な気候から、スペシャルティ市場での価値がさらに高まっていくことが期待されています。


大学との共同研究

CAFEXPORT社はより良いフレーバープロファイルを持ち、クリーンなコーヒーを生産するために、栽培、精製、乾燥と生産に関わる全ての工程において、研究を重ねています。エクアドル国内で農業分野研究が盛んなクエンカ大学、並びにクエンカ・カトリック大学と連携して研究を行っており、農学部、生化学学部、経済学部の3学部とそれぞれの分野で最高の品質のコーヒーを生産し世に広めていくための方法を研究しています。その研究の1つとして、コーヒーノキに特化した肥料の開発が進められており、木の樹齢や健康状態など、状況に応じた肥料を開発し、収量の増加や香味の向上に良い影響を与えることがすでに実証されています。


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