ウガンダ ルウェンゾリ ドンキーナチュラル

ロバが運ぶ高品質のウガンダ産コーヒー

商品管理番号 U429-230
生産地 ウガンダ⻄部 ルウェンゾリ山脈 国立公園周辺
精製 ナチュラル
標高 1,200~1,800m
品種 SL14、SL28
クロップ年 2023年3月入港
生産者 ブコンズ族等の小農家さん
乾燥 アフリカンベッド、天日乾燥
規格 A
サイズ 15up
認証 なし
栽培・農薬の使用 栽培期間中 化学肥料農薬不使用

INFORMATION

  • おすすめ焙煎度:ライト~フルシティ
  • 梱包:30kg麻袋+グレインプロ
  • フレーバーノート:starawberry,blueberry, winey, grape-juice,bright

焙煎度を変えた香味情報

Light Roast

ベリー系の豊かなフレーバーが口いっぱいに広がります。酸味に明るさがあるものの刺激がなく、丸い口当たりが楽しめますよ。

Medium Roast

焙煎によるほどよい香ばしさとワインのような豊かなフレーバーがバランスよく感じられる焙煎度です。飲み終えた後も甘い余韻を長く楽しんでいただけます。

Dark Roast

深めに焙煎してもベリーフレーバーはしっかりと残り、インパクトのある味わいに仕上がります。それでいて、ボディは重たくなり過ぎず、軽やかな口当たりを楽しめますよ。


BUYER COMMENTS

海ノ向こうコーヒーでは積極的に動物保護や環境保全につながるクロップを取り扱っています。この商品は、農家さん主体でコーヒーづくりに取り組んでいる点やコーヒーチェリーをロバの背にのせて運んでいるというストーリーに惹かれて、毎年購入しています。高品質なアフリカの豆が集まりやすいヨーロッパで人気を集めていただけあって、ドライの時からフルーティな香りが強烈に感じられ、品質の高さに期待が高まります。特に2023年度のクロップはワインやぶどうの風味がしっかり感じられるので、1ハゼまでにしっかりと熱を加えて、フレーバーが引き立つように仕上げるとよいでしょう。




OUR STORY

アフリカ注目の産地、ウガンダ

ウガンダのコーヒー生産地としては、東部のマウントエルゴン周辺、南部のルウェンゾリ周辺です。今回のコーヒーは南部のルウェンゾリ山脈、コンゴ民主共和国にほど近い場所の世界自然遺産にも登録されている通称「月の山」のコーヒーとなります。良質なコーヒーが取れるリフトバレー(西リフトバレー)にちょうど位置するこの山脈地帯は、4000mを超る山々が連なり、雄大な光景が広がっています。その中でも、標高が高い地域のコーヒーだけを集めました。標高が高すぎて、集荷するトラックが入れないため、小農家さんたちがいつも使っている「ロバ」(ドンキー)にコーヒーチェリーを載せて山をくだり水洗工場まで運んでもらっています。かつて内戦等の紛争が絶えなかったこの地方は、低級品のアンウォッシュドアラビカの産地 でした。しかし、元来ここで栽培されているコーヒーの樹はケニア由来の品質の良いアラビカ種で チェリーの資質は非常に高く、品質低下の原因は流通経路で混入されるロブスタや近隣国から の密輸によるオールドクロップだったようです。 この地域のみで精選されたコーヒーは、とてもクリーンで、柔らかな酸味と柑橘系の甘さが広がるとても良質なコーヒーです。


高品質を作り出すキャラガニコーヒー社とアグリエボルブ社

1990年に設立されたキャラガニコーヒー社は、加工輸出会社として機能し、そのパートナー会社であるアグリエボルブ社はソーシャルビジネスを主たる生業として、コーヒー生産者さんたちに品質向上プロジェクト並びに生産量向上のための様々なプログラムを行なっています。主にヨーロッパに販売されていたコーヒーでしたが、同プログラムの成功に伴い、生産量が向上、日本向けのコーヒーも準備してもらえるようになりました。品質を上げるためにまず取り組んだことは、コーヒーチェリーの流通経路をしっかりと構築すること、他国から入ってくるコーヒーチェリーと混ざらないようにすることでした。またチェリーの熟度を上げるために、完熟チェリーが品質向上においていかに重要かを小農家さんに継続的にセミナー等で啓蒙しています。

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