ミャンマー ジーニアス ウォッシュ
グレープフレーバーとシルキーな質感が魅力のミャンマースペシャリティ
商品管理番号 | U222-230 |
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生産地 | ミャンマー シャン州 ユアンガン |
精製 | ウォッシュ |
標高 | 1,400~1,600m |
品種 | カツーラ、カツアイ、サンラモン |
クロップ年 | 2023年7月入港 |
生産者 | ユアンガンの小農家さん |
乾燥 | アフリカンベッド |
規格 | G1 |
サイズ | 17UP |
栽培・農薬の使用 | 栽培期間中、農薬化学肥料不使用 |
INFORMATION
- おすすめ焙煎度:ライト~シティ
- 梱包:30kg麻袋+グレインプロ
- フレーバーノート:grape, apple, floral,tea-like,bright, clean-cup,juicy
焙煎度を変えた香味情報
Light Roast
Medium Roast
Dark Roast
BUYER COMMENTS
23年クロップでは酸の明るさが向上、課題の青さも改善され、ジューシーな味わいを感じます。今までは中煎り以降の焙煎度で楽しんでいただくことをおススメしてきておりましたが、今期からは浅めの焙煎でも十分楽しんでいただけるクオリティになっているかと思います。今までアジアの豆を扱ってこなかったロースター様にこそ、改めて試していただきたい品質です。ぜひお試しいただき、ミャンマーのポテンシャルを感じてみてください。
OUR STORY
農家さんとともに歩むジーニアスコーヒー
ミャンマーのコーヒーは、アメリカでは東洋のパナマと称されるほど、東南アジアで美味しいコーヒーができる新しい産地として近年注目を浴びています。小規模農家が中心のユアンガンは、土壌の豊かなシャン州の中でも最大級の生産量を誇る地域。ジーニアスコーヒーは、現地の社会的企業として農家さんとともに成長を続けています。技術指導や苗木・資材等の提供環境に配慮した栽培手法や精製方法の導入にも取り組んでいます。2018年に地域最大の精選場をオープンし、ユニークな発酵方法や比重選別機の導入など、品質向上への挑戦を続けています。
精製場のポテンシャルを最大限に活かして、品質向上を
ジーニアスコーヒーが所有する加工場は毎年進化しています。昔は、日晒しの場所に発酵層があったり、砂埃が舞うなかにアフリカンベッドがあったりしていました。それが現在では、外から飛来物混入しないようにビニールハウスの中で乾燥させており、乾燥中の温度管理もしっかりと行なってゆっくりと乾燥ができるようにしています。発酵層は、広い屋根が設置され、カバーをすることで嫌気性に近い状態で安定した発酵を行うことができるようになりました。こういった改善を行うことによってクリーンカップの評価が上がり、甘味をしっかりと感じるコーヒーができています。また、発酵後の排水は、土壌微生物や植物が分解・吸収できるように、傾斜を利用してお茶・みかん畑の間を流れるようにして、直接川に流すのではなく、環境負荷がかからないような工夫がされています。
ミャンマーをコーヒーベルトに
そう熱く語るドリーマーであり、クールな経営者でもあるゲトゥンさん。何より印象的だったのは、カッピング時のフィードバックに真摯に耳を傾け、どうやったらもっと美味しくなるかを時間を忘れて議論しているピュアなcoffee loverとしての一面です。また驚かされたのは、「農家と専売契約を結ばない」というポリシー。トレーニング提供や適正な買取価格、人対人の信頼関係をちゃんと積み上げて、選んでもらえる会社でありたいという想いに感銘を受けました。