ブラジル グラマバレー ブルボンアマレロ パルプドナチュラル
シングルにも、ブレンドにも。使い勝手の良さが光ります。
商品管理番号 | U719-230 |
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生産地 | サンパウロ州 バレ ダ グラマ 地区 |
精製 | パルプドナチュラル |
標高 | 1,000-1,280m |
品種 | ブルボンアマレロ |
クロップ年 | 2023年4月入港 |
生産者 | バレ ダ グラマ 地区の各農園 |
乾燥 | 天日乾燥、ドライヤー |
規格 | NO2 |
サイズ | 16UP |
認証 | なし |
栽培・農薬の使用 | 慣行栽培 |
INFORMATION
- おすすめ焙煎度:ミディアム~フルシティ
- 梱包:30kg麻袋+グレインプロ
- フレーバーノート:green-apple, chocolete,good-acidity, sweet-finish
焙煎度を変えた香味情報
Light Roast
Medium Roast
Dark Roast
BUYER COMMENTS
酸味の出方が素晴らしいブルボンアマレロが入荷しました。深めに焙煎してもその酸味は程よく残るので、フラットな味わいになりにくいのも特徴的です。ブレンド使用にもピッタリで、シンプルにコロンビアなどの酸味とボディがしっかりとした豆と組み合わせるだけで、酸味が複雑になり、バランスの取れた味わいになります。他にもマンデリンとの組み合わせ、ケニアなどのアフリカ産との組み合わせでも、甘味がプラスされ、他の香味を邪魔しない使い勝手の良さがポイントです。
OUR STORY
高い標高が生み出すブラジルスペシャルティ
バレ ダ グラマ地区はミナスジェライス州との州境あります。かつて火山であった山々の斜面に位置し、起伏に富んだ地形となっており、平坦な産地が主のブラジルとは異なっています。土壌はミネラル分が豊富な火山性土壌、さらに冷涼な気候によって、濃厚なボディと鮮やかな酸味のあるブラジルスペシャルティコーヒーの産地として注目されています。起伏が多い為、比較的ブラジルでは小規模な農園が多く、現在では約100件ほどの農園がこの小さなエリアに点在しています。その中にはレクレイオ、サンタ アリーナ、カショエイラ ダ グラマ、サンタ イネスなど、日本でも名の知れた高品質なコーヒーを生産する農園が含まれています。小規模ゆえに品質に特化したコーヒー生産が進んだエリアで品種のこだわりも強く、冷涼な気候に適し、香味の良いイエローブルボンの生産が積極的に行われています。
ブラジル スペシャルティのトップランナー ブルボン社
このコーヒーを手掛けるのは、ブルボン スペシャルティ コーヒー社(以下BSC社)。ミナスジェライス州ポソス デ カルダスに本社を、そして各生産地域に支社を構えています。その始まりは1999年、創業者で生産者であるGabriel de Carvalho DiasさんとCristiano Ottoniさんが、カップオブエクセレンスとイタリアのコーヒー会社イリーが開催したコンテスト、その2つの品評会で優勝したことがきっかけでした。2人は自分たちの作ったコーヒーに可能性を感じ、翌年 BSC社を立ち上げ、バレ ダ グラマ地区での農園でのスペシャルティコーヒーの生産を開始。カップクオリティを向上させるために、国内外の産地を訪ね、彼らに不足している技術や精製に必要となる機器の設備投資を進めます。こうして意欲的な活動により、2007年には世界的商社のイーコム社の現地パートナー企業として傘下に加わり、彼らの品質向上への歩みはさらにスピードが上がっていきます。提携する農園数が増えてきたため、2012年にはマイクロロットの生産を開始。地域別にコンテストを行うことで優れたコーヒーを作った農園には対価を支払い、その切磋琢磨の中で各農園の技術がレベルアップしていくという、好循環を作り出しました。 10年以上続いたこの取り組みは、2023年には87点以上のスコアでないとエントリーすらできない、ハイレベルなコンテストになりました。ブラジルであっても小規模農家にスポットを当てたBSC社の取り組みは今後も発展を遂げ、小規模農家の希望となることが期待されています。