ブラジル トロピカルバイーア ナチュラル
偶然が生んだトロピカルフルーツのフレーバー
商品管理番号 | U735-230 |
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生産地 | バイーア州 |
精製 | ナチュラル |
標高 | 800-1,200m |
品種 | カツアイ |
クロップ年 | 2023年6月入港 |
生産者 | バイーア州60世帯以上の小規模生産者さん |
乾燥 | 天日乾燥 |
規格 | No2 |
サイズ | 16up |
認証 | なし |
栽培・農薬の使用 | 慣行栽培、できるだけ農薬をつかはないように心がけています |
INFORMATION
- おすすめ焙煎度:ライト~フルシティ
- 梱包:30kg麻袋+グレインプロ
- フレーバーノート:nutty, cherry, citrac, chocolete,pine,tropical,long-after
焙煎度を変えた香味情報
Light Roast
Medium Roast
Dark Roast
BUYER COMMENTS
シングルではブラジルをお出ししていなかった方にこそ試していただきたい、南国フルーツの香味を感じるロットに出会うことができました。虫食いなどの欠点豆は若干見受けられますが、焙煎レンジも広く焼きやすい印象で、浅煎りはもちろん深煎りでも特徴的なフルーツフレーバーが残ります。ブラジルらしいナッツ感もあり、ミルクとの相性は言わずもがな。その香味を活かしてエスプレッソとしての使用するのも面白いかと思います。
OUR STORY
偶然から生まれたフルーツフレーバー
ブラジル東海岸に接しているバイーア地方では、最高で1,200mに届く標高でコーヒー栽培を行っており、ブラジル国内でもコーヒー生育にとって最高の条件を備えています。しかし、このロットを育てるエリアでは、収穫期にあたる5月~10月頃は湿気が高くなり、降雨の問題にしばしば直面します。そこで、品質の良いチェリーを気候の安定した場所で乾燥させるべく、収穫後すぐにトラックに載せ約50km離れた乾燥した気候のカアチンガまで輸送します。コーヒーチェリーがトラックで移動するのは24時間以内と短期間ですが、この間、チェリーは自然に「発酵」し、通常のブラジルコーヒーでは味わえない、クリーミーな質感とフルーティなフレーバーが生まれました。この偶然生まれた味わいは注目を集め、その発酵の再現性を高めるために、運搬するトラックは安定した発酵環境を作る為に密閉されるようになり、カアチンガに運ばれたチェリーにはチェックが入り、必要に応じて追発酵がなされるようになりました。
小さな農園だからできることを
このコーヒーを育てる60件以上の生産者さんのほとんどは親の代から農園を引き継いだ、小規模農場の持ち主であり、収入のほとんどをコーヒーに頼っています。収穫のピークのタイミングでワーカーさんをお願いすることはありますが、同国の大規模農園の生産者とは異なり、栽培から収穫までを基本家族の労働力だけでまかなっています。彼らは小規模である為、自身の加工場は持っておらず精製による付加価値を付けることができない為、彼らはいかにチェリーの品質を上げるかいう事にこだわりを持っています。それぞれ、子供の頃から過ごしてきた農園や家族での営みを大切にしながらも、栽培についての情報収集や農園の改善に日々取り組み、毎年のチェリーの品質を最高の物にするため努めているのです。