インドネシア COE2022 RANK:7 アチェ リバン・ガヨ・ムサラ組合 ハニー アスマン アリアントさん
商品管理番号 | U828-230 |
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生産地 | アチェ パンタンムサラ ペガシン地区 |
精製 | ハニー |
標高 | 1,500〜1,700m |
品種 | アテン ブルボン P-88 |
クロップ年 | 2023年7月入港 |
生産者 | Asman Arianto(アスマン アリアント)さん |
乾燥 | アフリカンベッド、パティオ |
規格 | G1 |
認証 | なし |
栽培・農薬の使用 | 混植栽培、コーヒーの木の間に果樹や野菜を植えています |
INFORMATION
- おすすめ焙煎度:ライト~ミディアム
- 梱包:30kgカートン+バキュームパック
- フレーバーノート:grape, apple, cookie, apricot, mango, milk, clean-cup, rich-flavor
焙煎度を変えた香味情報
Light Roast
Medium Roast
Dark Roast
BUYER COMMENTS
WEBでの紹介に先んじて開催したカッピング会では、豊かなフルーツフレーバーとハニー精製による深いコクが非常に高いレベルでバランスが取れており、1位、3位のコーヒーを押しのけどの会場でも1番人気を集めたカップです。フレーバーは高温帯ではマンゴーやパインのようなトロピカルフルーツ感が弾け、冷めていくうちにグレープやアップルなどのハニー精製らしいフレーバーが顔を出していきます。
OUR STORY
アチェを引っ張るAsman Ariantoさん
このロットの生産者さんであるアスマン アリアントさんは南スマトラ州、パレンバン出身ですが1998年にはスマトラ島北部、アチェ ガヨに移り住みコーヒー栽培をスタートさせました。当初はスマトラ島で主流のウェットハル(スマトラ式)の精製方法でコーヒーを栽培していましたが、さらに高品質なコーヒーを作る為の実験として水洗式の精製方法に挑戦しました。この地での水洗式は、地域の気候特性として収穫期に降雨が多く、スマトラ式以外の精製は難しいとされていましたが、アスマンさんはその先の大きな可能性を追い求め、失敗を繰り返しながらも温室設備を整え、高品質な水洗式のコーヒーを作り上げることに成功しました。彼はその成功に満足せず、ハニーやナチュラル、近年では嫌気性発酵を利用した精製にも取り組み、世界を驚かせるクオリティのコーヒーを作り続けています。どのような精製でも高いクオリティを維持できる彼の力は、最初の水洗式の挑戦の中で失敗があったからであり、その経験があったからこそできることです。現在は彼は協同組合を作り、彼の経験を多くの小農家さんに伝え高品質なアチェコーヒーの発展に力を注いでいます。
リバン・ガヨ・ムサラ協同組合について
設立者はアスマン・アリアントさん。彼はコーヒー農家を団結させる協同組合を設立したいと決心し、2018年にリバン・ガヨ・ムサラ協同組合を設立しました。この協同組合には現在 350 名を超える組合員がおり、パンタン ムサラの加工施設にチェリーを配達しています。 ここに所属する組合員にとってのメリットは3つあります。1つ目は、コーヒーチェリーを協同組合に販売すると、より高い価格で買い取ってもらうことができます。2つ目は、シーズン終了時により高品質なロットで得た利益の一部を分配する「二次支払い」で報酬を受け取ることができます。2019年の報酬は1kgあたり、500ルピア(4.79円)にもなりました。3つ目に、栽培から加工まであらゆる分野で農家に研修と支援を提供しています。