標高2000メートルの山奥の産地
このコーヒーが栽培されているのは、南エチオピア州はゲディオ県南部のゲデブエリア。
このエリアに向かうためには、まず首都アディスアベバから飛行機でエチオピア第3の都市アワッサまで飛び、それから車でひたすら南下していきます。途中ディラという中規模の街を超えて、所要時間は2〜3時間ほど。 移動の途中、アワッサが属するシダモ県との県境には検問が設けられており、コーヒー生豆を10キロ以上を運ぶには、認可を受けた特定の業者しか運ぶことができないようなエリアです。
標高2000メートル近い山奥にあるチェルベサ村の人口は約1万6千人。そのうちの1,300世帯ほどがコーヒー栽培を行っています。コーヒー農家の多くが、栽培面積0.5から1ヘクタール程度の小さな農地を持つ小規模農家さんたちです。エチオピアのコーヒー栽培方法の典型、「ガーデンコーヒー」。この地域の農家さんたちも、各家庭の庭先でコーヒーを栽培しています。
コーヒーのほかにも、とうもろこしや唐辛子、ニセバナナ、ジャガイモなどを栽培し、ワンザと呼ばれる大きな葉をつける木や、モクマオウ属系の木も一緒に植えられ、コーヒーにとってはシェードツリーとしての役割も果たしています。

CSMART(シースマート)とは
ブラジル・サンパウロ州に拠点を置くCSMART社が開発した、AI搭載のコーヒー生豆用の品質評価の機械です。
これまで人の目や経験に頼って行われてきた生豆の鑑定を、AIと画像認識技術がサポート。 一粒一粒の豆をカメラで撮影・分析することで、色やスクリーンサイズ、形や欠点などをより詳細に把握することが可能になります。 これにより、安定した品質管理や、生産者へのフィードバックによる選別工程の改善などに役立つことが期待されています。