サンタンデールの高地で受け継がれる
ラ・プラデーラ農園のコーヒーづくり
コロンビア北部のサンタンデール県に位置するラ・プラデーラ農園は、県内のアラトカ地区にあります。1971年の設立以来、4世代にわたる家族経営が受け継がれ、現在はオスカル・タサさんが農園主として、コーヒーの栽培から加工、輸出までを一貫して手掛けています。
農園は標高1,700m以上に位置し、冷涼で湿度の低い気候は、高品質なコーヒーの栽培に適した環境を生み出しています。また、農園の近くにはシカモチャ渓谷が広がり、夜になると渓谷へ向かって冷たい風が吹き抜けることで、昼夜の寒暖差が生まれます。この環境がチェリーの成熟をゆっくりと進め、風味の形成に良い影響を与えています。
収穫後には、コーヒーの木1本あたり年間約20kgの有機肥料を施し、土壌の健全性と樹勢の維持に努めています。また、オークやアボカド、柑橘、バナナ、グアバなど多様な樹木をシェードツリーとして積極的に植栽しており、コーヒーの木は木陰で強い日差しから守られながら育てられています。これらの取り組みは、生物多様性の保全と持続可能なコーヒー生産にもつながっています。
