赤土の大地に広がる農園
ベトナム中南部・ザライ省プレイク市の近郊。赤土の大地がどこまでも広がるこの場所に、タンバ農園があります。約30年前にオーナーであるクアンさんのお父さんによって設立されました。タンバ農園の広さはおよそ200ヘクタールもあり、見渡す限り続くコーヒーの木々は、整備された灌漑設備によって丁寧に管理されています。チェリーは収穫後、色づきの段階で選別されるため品質が安定しやすく、生産されるコーヒーの約半分がファインロブスタ(スペシャルティ品質のロブスタ)としてのポテンシャルを持っています。また農園はすでにレインフォレスト・アライアンス認証を取得しており、現在はオーガニック認証の取得に取り組んています。コーヒー生産で出る排水を処理するための排水処理施設の設置、またコーヒーの栽培方法も有機的で、農薬や除草剤は使用していません。農園では、シェードとして果樹も栽培され、生物多様性にも貢献しています。またコーヒーの花蜜からつくる蜂蜜も生産し、近くの市場で販売もしています。このようにタンバ農園では、大規模で安定した生産体制を持ちながら、排水処理や有機的な栽培、シェードツリーの活用などを通じて自然環境にも配慮した、持続可能なコーヒー生産が実践されています。
