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コロンビア ウィラ エルディビゾ オンブリゴン アナエロビックナチュラル

発酵感が強めで、杏仁のような風味と甘味、まろやかさが特徴のコーヒー

精製 アナエロビックナチュラル
標高 1,750〜1,850m
品種 オンブリゴン
入港月 2026年2月
乾燥 機械乾燥と天日乾燥
規格 なし
栽培・農薬の使用 栽培期間中、農薬、化学肥料を必要に応じて使用
梱包 30kgカートン+バキュームパック
商品管理番号 UD17-260
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生産国:コロンビア

生産地:ウィラ県 ピタリト市 ブルセラス地区

生産者:エルディビゾ農園のみなさん

生産地概要:ウィラは、コロンビア南西部に位置しカウカと隣接し、ウィラの南部に位置するのがピタリト地域。ピタリトの南東部に位置するのが、ブルセラス地区です。アンデス山脈の一部に位置し、標高1,300〜2,000メートルの高地にあります。火山性の肥沃な土壌で、水はけの良い斜面、昼夜の温度差といった自然条件がそろうこの土地は、高品質なコーヒー栽培に適した環境です。
歴史的にコーヒー栽培が盛んな地域で、現在ではスペシャルティコーヒーの産地として知られています。豊かな森林と多様な植生に恵まれており、熱帯雲霧林(モントーニャ・ヌビオーサ)や高地森林が広がるため、ランやコケやシダ類が豊富。固有種の鳥類も多く生息し、山岳鹿など希少な種も存在しています。

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精製方法:アナエロビックナチュラル

水分値:11.7%

欠点率:1.6%(4.9g/300g)

豆色:イエロー

スクリーン:Sc18以上:72.2%、Sc17以上:13.5%、Sc16:8%、Sc15:5.4%、Sc15未満:0.9%

  • おすすめ焙煎度 :シナモン~フルシティ
  • フレーバーノート:almond, blueberry, apricot kernel

Light Roast(浅煎り)
発酵が良く効いていて、パンチのある味わいです。ミルクのような質感に、杏仁の風味が乗っており、後味には甘味が広がります。

Medium Roast(中煎り)
酸味が柔らかくなったことで発酵感も穏やかな印象になり、ベリーやストーンフルーツ系の酸味と、杏仁の風味が優しく感じられます。

Dark Roast(深煎り)
ほのかな果実感と甘さをともなった、柔らかい苦味のコーヒーに仕上がります。苦味が出すぎないよう、ゆっくり火を入れていくのがおすすめです。

発酵感が強めのコーヒーです。杏仁のような風味が特徴で、甘味とまろやかさをもっています。 個性的な特徴のコーヒーをお求めの方におすすめです。生豆の外観は、黄色やオレンジ色など、豆によってまばらな見た目をしておりますが、発酵由来のものです。

多様な生態系の中で育まれるエルディビゾ農園

El Diviso(エル・ディビゾ)農園は、約30年前にホセ・ウリベ・ラッソさんによって設立された家族経営の農園です。ナリーニョ県での紛争から逃れるために、ウィラ県ピタリト市ブルセラス地区に移住し、農園を開拓をしました。その後、現在の代表であるネストルさんと弟のアドリアンさんが農園を引き継ぎ、スペシャルティコーヒーへの生産に舵を切りました。

幼いころからコーヒーが身近だった彼らは、コロンビア政府が提供する職業訓練場「SENA(Servicio Nacional de Aprendizaje=国立職業訓練機関)」でスペシャルティコーヒーの栽培・精製や品質管理、センサリーに関する理論的知識を学び、農園の品質向上に活かしています。

また環境保護にも熱心に取り組んでいます。農園の約18ヘクタールの一部(約2~5ヘクタール)は自然保護を維持するために、森林保護区として原生林を保存し、動植物の生態系や生物多様性を維持する活動も行っています。



ラッソ兄弟の挑戦

SENAで基本的な基礎理論を学んだ彼らは、コロンビアの地形が生み出すテロワールと伝統的な栽培方法に加え、新しい発酵や乾燥技術など先進的な加工方法を導入し精製プロセスを磨き続けました。またシドラやゲイシャ、ピンクブルボンやパカマラ、ジャバなどの希少なコーヒー品種の栽培にも取り組みました。

技術的・科学的アプローチから改良を重ね、マイクロロットの生産に注力した結果、複雑なフレーバーをつくりあげることに成功し、ヨーロッパ各地のバリスタ協議会でも使用され高評価を得ています。それから、世界的にスペシャルティコーヒー市場でも認められる存在となりました。



オンブリゴン

オンブリゴンは、詳細が判明しておらずコロンビア ウィラ県で発見されたと言われています。オンブリゴン(Ombligón)とはスペイン語で"へそ"を意味し、その名の通り果実の先端に"へそ"のような小さな突起が見られる特徴的なチェリーの実の形に由来しています。

幅広い葉、房状に実るチェリー、縦に伸びる枝ぶりなど、カトゥーラに近い特性を持ち、さらに豆の密度が高いため、水洗工程での浮力選別時に欠点豆が出にくいと生産地では考えられています。

2023年のワールドバリスタチャンピオンシップ(WBC)では、オーストラリアのバリスタ ジャック・シンプソンさんが、エルディビゾ農園のオンブリゴン ナチュラルを使用し、3位に入賞をしています。



プロセスについて

今回お届けするロットは、なめらか質感、明るい酸味を際立たせるため、慎重な管理下で精製されたマイクロロットです。

1. 収穫:糖度が高い(BIRX 21~24度)完熟チェリーのみを手摘みで収穫します
2. オキシデーションオキジゼーション*1 :開放型タンクにチェリーを入れ、約48時間酸素に触れさせます。その間、モスト*2を循環させることで、フレーバーの輪郭をより際立たせます
*1 好気性発酵中の酸素接触反応による風味形成
*2 コーヒーチェリーの発酵過程で抽出したジュース



3. ソーティング:ディフェクト豆などを取り除くために浮力選別を行い、ロット全体の品質を均一に保ちます
4. サーマルショック:約50℃の温水で洗浄することにより、分子構造を緩め、発酵が均一に進みやすい状態に整えます
5. アナエロビック発酵:密閉容器にて、約38時間の発酵を行います。発酵をコントロール(より豊かに特性を引き出す)するために、醸造酵母をチェリー5kgあたり約1g添加しています
6. 乾燥:最初に機械乾燥を行い、2日間袋詰めで保管し水分値を安定させます。その後、ビニールハウスなどの屋根付きの乾燥棚で約15日間、水分値が約10.5~11.5%になるまで乾燥させます