• 在庫限り

タイ メイ チェディマイ ジェーンセレクト ウォッシュ

情熱溢れるジェーンさんが産地と二人三脚で作り上げるコーヒー。爽やかな酸味が特徴◎

精製 ウォッシュ
標高 1,250~1,450m
品種 カトゥアイ, ティピカ, チェンマイ, SJ133
入港月 2025年11月
乾燥 天日乾燥、アフリカンベッド
規格 なし
栽培・農薬の使用 複数の農家さんから集められたチェリーを使用しているため、農薬・化学肥料の使用状況を個別に追跡することが難しいロットです。 恐れ入りますが、栽培期間中の不使用を確約するものではないことを、何卒ご了承ください。
梱包 30kg+グレインプロ+ポリエチレン+綿袋
商品管理番号 U837-250
  • 生産地 ▾
  • 生豆情報 ▾
  • 焙煎度と香味 ▾
  • 品質担当コメント ▾
  • 生産地の詳細 ▾
map

生産国:タイ

生産地:チェンライ県 メイチェディマイ地区

生産者:ジェーン・キッティラタナパイブーンさん

生産地概要:伝統的にお茶畑が有名で、最近ではお茶の発酵方法を利用したユニークな精製方法を編み出している地域です

beans

精製方法:ウォッシュ

水分値:11.6%

欠点率:0.46%(1.4g/300g)

豆色:グリーン

スクリーン:スクリーンサイズによって格付けされておりませんので、記載しておりません。

  • おすすめ焙煎度 :ミディアム~フルシティ
  • フレーバーノート:citrus, tea-like, herb, honey

Light Roast(浅煎り)
シトラス系の酸味がほどよく感じられます。後半にはブラックティーのような味わいが続きます。

Medium Roast(中煎り)
柚子のような柑橘系のフルーツの味わいです。はちみつのような甘味と調和して、心地よい甘酸っぱさが出てきます。後味にはハーバルな爽やかさも感じられます。

Dark Roast(深煎り)
黒糖のような甘味のあとに、ハーバルな爽やかさが続きます。深煎りでも華やかさのあるコーヒーに仕上がります。

タイのウォッシュといえば、これといったように海ノ向こうコーヒーでも毎年買い付けを継続している商品です。今年は、昨年よりも酸味が穏やかで、どこかフラワリーな仕上がりです。おすすめは、中煎り。柑橘系の酸味と甘味のバランスがほどよく、ごくごくと飲みやすいコーヒーに仕上がります。毎日飲んでも飽きのこないような、日常に馴染みやすい味わいのコーヒーです。シングルにもブレンドにもどちらにもおすすめです。

ケシ栽培からコーヒー栽培へ

チェンライはタイの最北に位置し、ミャンマー・ラオスの国境に面しています。バンコクから国内線で約1時間ほど。この周辺はそのむかし、アヘン(麻薬)の原料でもあるケシの違法栽培が世界最大規模で盛んに行われていた地域で、市内から北へ約70キロメートルにある3国の国境付近は「ゴールデン・トライアングル」と呼ばれています。ロイヤルプロジェクトにより現在はケシからコーヒーやお茶の栽培に切り替わり、経済的にも環境的にも大幅改善がなされ、今ではケシはほぼ栽培はされておらず、高級リゾートも立ち並ぶ立派なリゾート地になっています。



メイチェディマイについて

このコーヒーの生産地メイチェディマイは標高1,250~1,450m。チェンライ南西端にあるウィアン・パ・パオという地区に属します。 ここは伝統的なお茶畑で知られる地域で、お茶はこの地域の主要な換金作物です。 ロイヤルプロジェクトをきっかけに、高品質のアラビカコーヒー栽培の盛んな拠点へと様変わりしました。 荒廃した土地は森林で潤い、コーヒー、バナナ、ココナッツ、パイナップルなどの作物が環境的・社会的に持続可能な代替作物に取って代わりました。コーヒー栽培を始めたのは2007年頃からなので比較的まだ新しい産地です。最近では若い世代が主導で特産品のお茶の発酵方法を応用しながら「今回の自分たちの豆はどうだ、おいしいだろう!」「まだ味わいに硬さがあるから、もう少し発酵時間を伸ばそうか」など日夜ディスカッションを交わし、品質の向上に努めています。コーヒーの輸出自体は始めて5~6年しか経っていませんが、次はどんなロットが届くのかな?とワクワクさせてくれる地域です。



ジェーンセレクトについて

今回のロットはメイチェディマイ地区の19世帯の農家さんが大切に育て上げたコーヒーをビーンスパイアーのジェーンさんが集め、丁寧に加工し日本に届けてくれました。彼女は2022年にSCAJで海ノ向こうコーヒーのブースを一緒に盛り上げてくれた、笑顔の素敵な女性です。彼女は、代表のフアディさんと共にビーンスパイヤーを立ち上げた共同経営者。各国を飛び回るフアディさんに代わり、加工場の生産管理や地域の農家さんとのパイプ役を担っています。農家さんとの距離がもっとも近いジェーンさんは、訪問する先々で精製技術の提供や品質向上のためのディスカッションに余念がなく、特にコミュニケーションを大切にしています。



たとえば今回のウォッシュ精製では、12~24 時間水に漬け発酵させた後にパルピング。次に、この地域の自然豊かで綺麗な真水にさらに 12 時間浸漬させています。その後、通気性を保つために竹製の上げ床に豆を広げ、温室で15〜20日間乾燥させています。こうした細やかな調整を行うことで、グリーニッシュでとがりのある味わいを抑え、酸質が高くまろやかな甘みが出るように工夫しています。浸漬する時間の調整や、乾燥時に行う攪拌の方法と頻度、そして味わいの見極めを農家さんと一緒になって、互いが納得するまでとことん向き合って行っているそうです。その丁寧さやジェーンさんの情熱が伝わってくるような明るい柑橘系の酸味とミルクチョコレートのような甘さが特徴的で、飲むたび自然と笑みがこぼれます。 また焙煎度を上げていくにつれて隠れていたハーブ感が表に出てきて、熱の加え方によっても大きく味の違いを楽しむことも。今後もタイのコーヒーからは目が離せません!



BEANSPIREについて

ドライミルを所有している海ノ向こうコーヒーパートナーのビーンスパイアーは、タイ各地のコーヒー生産者からパーチメント/ドライチェリーで購入し加工をおこなっています。タイ国内でもその名はとても有名で、スペシャルティコーヒー産業が最盛期を迎えているバンコクでは、そのほとんどのロースターが国内のスペシャルティコーヒーといえば、ビーンスパイアーから購入するのが当たり前となっています。代表のフアディさんは現在大学の教授としての顔も持っており、国際関係学を学生に教えているそうです。海外留学をしているときに、どのカフェに行ってもタイのコーヒーを全く見かけなかったことがきっかけで、タイのコーヒーをもっと世界へ!との思いを胸に会社を立ち上げました。



車一台でトランクにIkawa(サンプルロースター)と大量のサンプルを積み込み各産地を周りながら、そこの農家さんと一緒にカッピングをする。ただ購入するだけではなく、生産者さんに自分の品質を理解してもらいたいという想いで、夜遅くなっても必ず生産者さんとカッピングするように心がけています。ドライミルの設備も素晴らしく、石取り・脱殻に始まりサイズ選別・比重選別をしっかりとコントロールしながらおこなっています。仕上げは手選別(ハンドピック)にて行われています。時に優しく、時に厳しく生産者と接するフアディさんを見ていると、ビーンスパイアーから学ぶことはとても多く、彼らの事業をもっと成長させていくことが生産者への還元につながるのだと理解できます。「生産者~パートナー会社~海ノ向こうコーヒー~日本のロースター」の繋がりをもっと強めていこうと思わせてくれます。