お茶の名産地 Sakejung
Sakhejungは、カルダモン、野菜などを育てながらお茶を栽培している農家が多い地域です。84のお茶農家がこのファクトリーに茶葉を持ってきます。Sakhejungにある10つの製茶工場のうち、ここを含む2つの工場がオーガニック認証を取得しており、品質の高いお茶を作っている地域として有名です。
新入荷 ブラジル ドルチェ チョコラーダ
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フローラルでクリーンな味わい
生産国 | ネパール |
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生産地 | イラム サケジュン |
加工 | 紅茶 |
標高 | 1,800~1,900m |
生産 | 2023年オータム |
栽培・農薬の使用 | 栽培期間中、農薬化学肥料不使用(2024年JAS認証取得) |
商品管理番号 | P000140 |
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生産国:ネパール
生産地:イラム サケジュン
加工場:Sakhejung tea(Kanchajungha Organic Orthodox Chiya Udhyog)
加工:紅茶
コメント:茶葉の大きさがそろっており、水色もクリーンです。
Sakhejung teaは、オーガニック認証を取得している工場です。テイスティングでは、クリーンで華やかな味わいを感じる一方で、しっかりとしたボディ感やほんのりと渋みも感じるのでとても飲みやすいです。
Sakhejungは、カルダモン、野菜などを育てながらお茶を栽培している農家が多い地域です。84のお茶農家がこのファクトリーに茶葉を持ってきます。Sakhejungにある10つの製茶工場のうち、ここを含む2つの工場がオーガニック認証を取得しており、品質の高いお茶を作っている地域として有名です。
2000年初頭、イラムには紅茶の製茶工場は数えるほどしかありませんでした。同時に、何千もの小規模農家が換金作物として、お茶の木を植え、収入を得るために、製茶工場に茶葉を売っていました。次第に茶畑の面積は増加し、茶樹は成熟していき、個々の農家の生産性も向上していきました。製茶工場からの需要を上回るほど、茶葉の生産量が拡大。その結果、茶葉の価格は急落しました。農家は、生産コストを下回る価格で茶葉を売らざるを得なくなり、工場側は茶葉の品質が悪いなど多くの不当な理由をつけて茶葉を返品するといったことも多発しました。
他の作物の栽培に切り替えるかどうか、農家の間では混沌とした状況があったそうです。そんな中、Milan Kumari Khatriさんも同じ状況に直面していました。それでも、いつか茶葉の値段が戻るだろうと信じていた彼女は、自ら「手作り茶」を作ることにしました。摘んだ茶葉を工場に売るのではなく、自宅の庭で日光に当てて枯れさせ(萎凋)、手でやさしく転がし、台所のオーブンで乾燥させるという作業から始めました。やっていくうちに、手作り茶は評判となり、イラムからネパールの首都カトマンズへと市場を拡大していきました。Milanさんは、茶葉を適切な方法で加工することで、その価値をより高めることができると気づきました。2008年に会社を設立、丁寧な加工で品質の高い「Sakhejung tea」として販売しています。