【21/22クロップ】ネパール カブレ ププ ウォッシュ
商品管理番号 | U433-220 |
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生産地 | カブレ郡 マハバラット地区 |
精製 | ウォッシュ |
標高 | 1,200~1,300m |
品種 | カツーラ、ブルボン |
クロップ年 | 2022年7月着(空輸) |
生産者 | ププメンドコーヒー農業グループ |
乾燥 | 天日乾燥 |
規格 | なし |
認証 | なし |
栽培・農薬の使用 | 栽培期間中、農薬化学肥料不使用 |
INFORMATION
- おすすめ焙煎度合い:ミディアム〜フルシティ
- フレーバーノート:nuts, citric,sweet
- 梱包:30kg グレインプロ+麻袋
焙煎度を変えた香味情報
Light Roast
Medium Roast
Dark Roast
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輸入・焙煎担当 ナオさんがネパールへの想いを綴ったブログはこちら >
ナオさんがネパールの近況やコーヒー事業について語ったPodcastはこちら >
INTERVIEW
ネパール カブレ マハバラットの農家さんにインタビューしました。
OUR STORY
国土の77%が丘陵・山岳地帯。ネパールが育むコーヒーとは?
ネパールといえば、「ヒマラヤ山脈」「エベレスト」を思いうかべる人も多いのではないでしょうか?国土の77%が丘陵・山岳地帯。そんな国にコーヒー農家さんたちがいます。
コーヒー生産の歴史は浅いですが、近年は海外で賞をとる農家が出るほどコーヒー生産が盛り上がっており、ネパール政府も力を入れ始めています。 とはいえ、まだ生産量は少なく物流も整っていないため、日本へは飛行機で輸送します。
プロジェクトのはじまり
「村にいても、お金を稼げるようにしたい。農家の子どもも、ちゃんと学校に行かせてあげられるようにしたい。」
ネパールで出会った若者の言葉がこのコーヒープロジェクトを始めるきっかけでした。山間の農村部では現金収入を得ることが難しく、都市部や海外へ出稼ぎに行ったり、 貧しい家庭では収入の少なさのあまり、子どもを働かせてしまったりするケースもあります。
コーヒーは、開けた土地がなくても森の中でも育てることができる。標高が高いことは、コーヒー農業においては強みにもなる。コーヒー(パーチメント)は、野菜や果物より輸送中に傷んでしまう可能性が少ない。村での生活、コミュニティを守りながら、自分の家族も守れるよう...。 持続可能なコーヒー生産が、その1つの道筋になるのではないかと考えました。大規模な土地もない、険しい山々で道路が整っていない、海外への物流も厳しい。ネパールにはたくさんのハードルがありますが、そんな弱みを強みに変えられるような産業作りを、農家さんと力を合わせて取り組んでいきたいと思っています。
ププメンドコーヒー農業グループ
今回の豆は、カブレ郡マハバラット地区のコーヒーです。マハバラットでは、これまでもコーヒーの生産はされてきたものの、 農家さんそれぞれがコーヒーを育て、収穫して、パルパーを持っている人の家でパルピングをし、その後の乾燥はまたそれぞれで行っていました。
「今の自分たちのやり方では、もっとおいしいコーヒーを作ることはできない」と感じていた農家さんたちと出会い、 プロジェクトとして、一緒にコーヒーづくりに取り組むことになりました。まずは、品質を管理できるように農家グループを作りました。 それが、ププメンドコーヒー農業グループです。「ププメンド」とは、マハバラットにすむタマン族の言葉で「お花(メンド)のつぼみ(ププ)」という意味。 「ぼくたちは、まだ始まったばかりでお花のつぼみのようなもの。だけど、これからみんなで頑張って、このつぼみを咲かせるんだ。」 という思いで名付けたそうです。
農家さんとともに、花を咲かせる
昨年、ププメンドコーヒー農業グループの精製場ができました。乾燥棚を作り、大きな課題である「乾燥過程」の改善に取り組んでいます。 収穫の正確さ、精選のクオリティ... まだまだ課題はありますが、農家さんたちとともに、メンド(花)を咲かせられるように、ともに歩んでいきたいと思っています。