より高みを目指して
素晴らしい品質で海ノ向こうコーヒーでもファンの多い、「ポルン セリブ・ラジャ」。さらに美味しくできないかをサプライヤーと話し合い、出来上がったのが「ベサール」です。
ベサールとは現地の言葉で「大きい」という意味。今回のロットは、サイズ選別にてスクリーンサイズ18UPになるように仕上げています。そうすることにより、よりクリーンカップと香味の強さが増します。大きめのサイズが好きな方はぜひお試しください。
新入荷 京都 製茶房嘉栄 抹茶
New Crop ネパール ヒマラヤン スペシャルティコーヒー イエティ ウッォシュ AA
甘味とボディが特徴。マイルドアーシーな大粒マンデリン!
精製 | スマトラ式 |
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標高 | 1,400〜1,500m |
品種 | ガラルタン・ティピカ・S-795 |
入港月 | 2025年8月 |
乾燥 | 天日乾燥もしくはグリーンハウス内での乾燥 |
規格 | G1 |
栽培・農薬の使用 | 混植栽培、必要に応じて化学肥料の使用あり |
梱包 | 30kg麻袋+グレインプロ |
商品管理番号 | U940-251 |
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生産国:インドネシア
生産地:北スマトラ州 フンムバン・ハスンドゥタン県 ポルン地区
生産者:アルフィナー・ルンバンガオルさん
生産地概要:インドネシアのスマトラ島北部、トバコ周辺にあるポルン地区。1,000を超えるコーヒー生産者がいるこの地域で、現地の人びとに「ここのコーヒーが一番だ」と称えられるほど、美味しいコーヒーをつくってくださる生産者さんのコーヒーです。
精製方法:スマトラ式
水分値:12.6%
欠点率:1.9% (5.7g/300g)
豆色:グリーン
スクリーン:Sc18以上:96.7%、Sc17以下:3.3%
Light Roast(浅煎り)
伊予柑やポンカンなど、大きめの柑橘類の風味を感じます。甘さものっていて、マイルドなアーシー感をおたのしみいただける味わいです。大粒ならではのボディの厚みも特徴です。
Medium Roast(中煎り)
オレンジワインのようなビターでほどよい酸味がのっている味わいです。炭酸のようなシュワっとした口当たりも面白いです。アフターにはオレンジ系の風味と甘味が続きます。
Dark Roast(深煎り)
酸が落ち着き、深みと甘味が増します。青りんごのような風味とりんご酸系の酸味がより前面にでてきて、マンデリンらしい味わいです。ハーブのような風味もあり、爽やかな仕上がりです。
スクリーンサイズ18以上に指定して買い付けたロットです。その規格通り、丸みを帯びた大粒な見た目が特徴です。
味わいの特徴は甘味とボディ。浅煎りでもずっしり甘味とボディを感じることができます。柑橘系の風味もありますが、甘味のある、大きめの柑橘類をイメージに近いように思います。中煎り程度までは酸の特徴がしっかり感じられます。
生産地では、ベサールをつくるために一つひとつ手作業で選別を行い、通常より時間と手間をかけてつくってくださっていますが、それでも取り切れなかった虫食い豆が少し混じっています。味わいに大きな影響はありませんが、気になる方はハンドピックをお願いいたします。
素晴らしい品質で海ノ向こうコーヒーでもファンの多い、「ポルン セリブ・ラジャ」。さらに美味しくできないかをサプライヤーと話し合い、出来上がったのが「ベサール」です。
ベサールとは現地の言葉で「大きい」という意味。今回のロットは、サイズ選別にてスクリーンサイズ18UPになるように仕上げています。そうすることにより、よりクリーンカップと香味の強さが増します。大きめのサイズが好きな方はぜひお試しください。
州都メダンから車で7時間ほどの場所に位置するポルン地区。その地でアルフィナーとジュリアのルンバンガオル兄妹は2つの加工場を経営する一家に生まれました。若い時分から、ポルンの地でコーヒー栽培を営む農家さんの元へ足繁く通い、良質なパーチメントの買い付けを行ってきました。
農家さんたちが栽培や経営で困難にぶつかった際には、親身になって解決に取り組んでいます。この取り組みと人柄から、彼らの元には高品質なチェリーが集まるようになり、いつしか2人は「コレクター」と呼ばれるまでに成長します。今では提携する小農家さんの数は170を超え、ポルン地区のコーヒーコミュニティの発展に欠かせない存在です。
セリブは「1,000」、ラジャは「王」。この名前はトバ湖周辺で取れた1,000を超えるコーヒーの中でも、一番のクオリティであることから生産者さんによって名づけられました。
最高のクオリティのコーヒーを作るためには、原料となる良質なチェリーも大切ですが、その後の加工でも手をかけることが不可欠です。水分値が高い状態で、パーチメントの脱殻を行うスマトラ式の精製方法では、豆が柔らく、脱殻機の力で先端部分が裂けてしまうことがあり、 裂けた部分は品質劣化が起こりやすくなります。機械による選別では取り除くことが難しく、人の手作業によるハンドピックしか方法はありません。熟練のピッカーさんたちがベルトコンベアに乗せられた生豆をチェックし、一つひとつ取り除いていきます。
通常スペシャルティコーヒーと呼ばれるマンデリンでも、このハンドピックは1回、多くても2回。この商品では、回数に規定を設けず厳しい基準値以下の状態になるまでハンドピックを続け、徹底的に不良な豆を取り除いていきます。
こうして、たくさんの人の手と時間をかけて生まれたセリブラジャはその名前にふさわしく、高品質なコーヒーに仕上がるのです。