ウガンダ南部、ルウェンゾリ山脈のふもとから
ウガンダは世界第6位のコーヒー生産量を誇る一大コーヒー産地です。生産量全体の8割程度がロブスタ種、残りの2割程度がアラビカ種と言われています。
アラビカ種の生産地として知られているのが、北部のウェストナイル周辺と東部のマウントエルゴン周辺、そしてこのコーヒーの産地、南部のルウェンゾリ国立公園周辺です。
4,000メートルを超える山々が連なり、雄大な光景が広がっています。コーヒーはその山のふもとから中腹付近の標高1,200~1,800メートル程度の地域で栽培されています。山岳地帯で、車の通る道もなく、農家さんたちは生活で必要な物の運搬にいつも使っているロバ(ドンキー)にコーヒーチェリーを載せて山をくだり水洗工場まで運んでいます。