自然保全と品質の両立を目指す、
グスタボさんの農園づくり
グスタボ・ヴァスケスさんが所有するエル・フエルト農園は、ウエウエテナンゴとサンマルコス、2つの山脈にまたがる約10ヘクタールの広さを有しています。そのうち、コーヒーの栽培に使われているのは約半分の4.25ヘクタール。残る敷地の大部分は環境保全区域として管理されており、農園内では多くの野生動物が生息しています。
のびのびと暮らしているのは動物たちだけではありません。農園内のコーヒーの木々もまた、広々とした空間の中で、間隔をしっかりとって植えられています。隣の木の葉に遮られることなく、1本1本の木が十分に太陽の光を浴び、たっぷりと光合成を行える環境が整っています。健全な光合成を行うことで、木々は栄養豊富な土壌からしっかりと養分を吸い上げ、品質の高いコーヒーチェリーを実らせることができます。