イルガチェフェのイディド村
イディド村があるのは、エチオピア南西部にあるゲデオ県のイルガチェフェ郡の東側。イディド村全体には約1,000軒のコーヒー農家がいると言われ、その多くが栽培面積1ヘクタールにも満たない小規模農家です。
自宅の庭にほかの農作物とともにコーヒーを栽培するガーデンコーヒーという栽培方法や、セミフォレストコーヒーという方法が一般的です。セミフォレストコーヒーは、自然林のなかにコーヒーの木が植わっている状態ですが、雑草を取ったり、日があたるように周りの木を切ったり、必要なところには手を加えつつ、なるべく自然に近い環境で育てる方法です。
イディド村のコーヒー生産では水洗式(ウォッシュド)の精製方法が主流です。クリーンカップで繊細な味わいが特徴と言われています。