コスタリカ FJOサルチ農園 オルリッチファミリー ホワイトハニー
別名メカニカルウォッシュ、環境に配慮した精製方法です。
商品管理番号 | U874-230 |
---|---|
生産地 | アラフエラ州 サルチ |
精製 | ホワイトハニー |
標高 | 1,000-1,400m |
品種 | カツーラ、カツアイ、ビジャサルチ |
クロップ年 | 2023年9月入港 |
生産者 | Orlich(オルリッチ)ファミリー |
乾燥 | パティオでの天日乾燥、一部機械乾燥 |
サイズ | 15up |
栽培・農薬の使用 | シェードグロウン |
INFORMATION
- おすすめ焙煎度:ミディアム~フルシティ
- 梱包:30kg麻袋+グレインプロ
- フレーバーノート:apple, tea-like, soft-body, brown-suger,cokkie
焙煎度を変えた香味情報
Light Roast
Medium Roast
Dark Roast
BUYER COMMENTS
海ノ向こうコーヒーでは初めて取り扱うホワイトハニー!ハニーと名付けられていますが、ウォッシュに近い感覚で焙煎していただけます。ソフトなボディ感で比較的あっさりとしていると思いきや、焙煎を進めていくにつれ甘さが引き立ち、味わいに深みが出てきます。環境先進国・コスタリカならではの一品、ぜひお試しください。
OUR STORY
大統領のコーヒー農園
農園名にもなっている、FJOとは創業者であるFrancisco Jose Orlichの名前から付けられています。Francisco Jose Orlichは実はコスタリカの第34代大統領。1962年~1966年の期間中コスタリカのトップとして活躍していました。任期中に起こったイラス火山の大噴火、それによって起こった農業被害の対応に走り回った功績から、民衆からは「ドン・チコ」の名前で愛された大統領でした。そんな彼は政治の道に入る以前、1928年にアラフエラ州サルチで小さなコーヒー農園をスタートさせました。これがFJO SARCHI農園のルーツです。農園ができた後は規模の拡大の進行、加工場を設立、当時では国内最大のコーヒー会社として成長していきました。現在の運営はOrlich氏の子孫が担当。自分たちを取り巻く環境の守る為、コーヒーの品質の向上はもちろんですが、自然保護、環境汚染のリスクの少ない農園経営にも投資を惜しまず取り組んでいます。
環境に配慮した精製方法
FJO SARCHI農園で完熟したチェリーは、すぐに併設するLa Gioriaミルに搬入され、まずはチェリーのまま12時間置かれ少し発酵を進めます。この発酵は、パーチメントにミューシレージや果肉の糖分が浸透しやすくさせるための処理であり、コーヒーの甘さを引き立たせるための味づくりの大切なポイントです。その後、パルパーにかけられ果肉を除去し、ミューシレージリムーバーによってミューシレージをほんの少しだけ残した状態になるまで処理を進めます。この処理からホワイトハニーはメカニカルウォッシュとも呼ばれます。その後はウォッシュとは異なり、発酵槽に入れない状態でパーチメントはパティオに広げられ、天日乾燥と機械乾燥を組み合わせて水分値が10.5%になるまで乾燥を行います。この精製は加工時に使用する水の量が抑えられるため、フルウォッシュに代わる方法として、取り組む加工場が年々増えています。