ミャンマー レーユア村 マイクロミル ウォッシュ
地域の森を、ずっと守り続けたい。ある若者の挑戦
商品管理番号 | U849-230 |
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生産地 | ミャンマー シャン州 ユアンガン レーユア村 |
精製 | ウォッシュ |
標高 | 1,400~1,600m |
品種 | カツーラ、カツアイ、サンラモン |
クロップ年 | 2023年9月入港 |
生産者 | レーユア村の小規模農家さん |
乾燥 | 天日乾燥 アフリカンベッド |
規格 | G1 |
サイズ | 16UP |
栽培・農薬の使用 | 栽培期間中、農薬化学肥料不使用 |
INFORMATION
- おすすめ焙煎度:ミディアム~フルシティ
- 梱包:30kg麻袋+グレインプロ
- フレーバーノート:green-apple, herb, white-grape, medium-body, comfortable-acidity, balanced
焙煎度を変えた香味情報
Light Roast
Medium Roast
Dark Roast
BUYER COMMENTS
マイクロミルは可能性の宝庫です。年を重ねるごとにクリーンカップが向上し、それぞれの生産者ごとの味わいに個性が感じられるようになりました。レーユア村のクロップでは程よいリンゴ酸系の酸を感じ、軽やかな飲み口が心地よいです。特に2ハゼ手前の焙煎度ではそのフレーバーが発達してきて、この豆の良さを特に感じられるかと思います。他のミャンマーマイクロミルと合わせて、それぞれの味の違いを楽しんでいただければと思います。
OUR STORY
コミュニティフォレストを守る。レーユア村の若者チョウゼンさんの挑戦
近年、著しい勢いで経済発展が進むミャンマー。
一方で、ユアンガンのレーユア村では、木材利用やプランテーションのための伐採で地域の森は少なくなってしまっています。すると水を蓄える力も弱くなり、水不足にも繋がります。
政府や環境NGOなどもそうしたリスクを伝えてきましたが、わかってはいてもやはり日々の暮らしが大事。行動を起こそうとする人は多くありませんでした。
そんな中でも村のコーヒー農家はチョウゼンさんは一人、小さな行動を続けていました。
これまでも様々な活動に取り組んできましたが、今はコーヒーに注力しています。森の日陰の下でコーヒーを育て、自分たちで加工までしてその収益の一部を、失われてしまった森にコーヒーを植える活動にあてる。
そうして一歩一歩、地道に活動を続けているうちに、地域の農家さんたちも彼の元に集まり、少しずつ地域を巻き込んだ大きな活動になりつつあります。
ミャンマーマイクロミルプロジェクトはじまりの村
レーユア村は、海ノ向こうコーヒーが取り組むマイクロミルプロジェクトを開始する前から、私たちと一緒にマイクロミルを設置した村です。村にマイクロミルを設置し、自分たちで精製を行うことで収入と品質を上げていこうという取り組みは、村のチョウゼンさんの決断、そして設置してからの頑張りがなければ、成功することはありませんでした。プロジェクトの一番のハードルは農家さんにやる気になってもらうこと。私たちが現地に訪問して説明やセミナーをいくら行ったとしても、理解はすれどなかなか行動に移すとなると話は別になります。そういったコミュニティにとても効果的なのが、実際に見てもらうということ。レーユア村はユアンガンのモデルケースとなり、それを見た周りの村の人々に広がっていき、最終的に18か所以上の村にマイクロミルを設置するまでになったのです。