梅の木の農園
あと10分も車で移動すれば、インドの国境にたどりつくという、まさにネパールの極東に位置するボルダ村には、3500世帯の農家さんがいます。ライ族、タマン族、リンブー族などさまざまな民族が一緒に住むエリアです。「AARUBOTAY 梅の木」と名付けられたNGSTの茶園では、生態系に配慮した方法でお茶を栽培しています。堆肥は、周辺地域の牛糞を中心に使用。茶園にはさまざまな野生動物が生息しています。
NGSTでは、地域コミュニティへの貢献も大切にしており、お茶づくりの工程では、30世帯以上の農家を直接雇用し、仕事の機会を提供しています。また、茶摘みは地元でつくられた製品を使ったり、有機栽培された地元の野菜をNGSTのレストランで提供するなど、コミュニティ自体の持続可能性を高めるための取り組みをおこなっています。