インドネシア リントン マンデリン バタックブルー

コストパフォーマンスに優れたマンデリン

商品管理番号 U401-230
生産地 インドネシア スマトラ島 リントン地区
精製 スマトラ式
標高 1,100~1,400m
品種 アテン、オナンガンジャン、シガラルタン、ジンベル、ウスダ
クロップ年 2023年 3月入港
生産者 リントン周辺の小農家さん
乾燥 ウェットハル後、温室で乾燥
規格 G1
サイズ 16up
栽培・農薬の使用 混植栽培、コーヒーの木の間に果樹や野菜を植えています

INFORMATION

  • おすすめ焙煎度:ミディアム〜フレンチ
  • 梱包:30kg+グレインプロ
  • フレーバーノート:citric,herb,tart,good-acidity,lingering, tobacco
  • ≫PDF資料はこちら



焙煎度を変えた香味情報

Light Roast

程よいアーシーさと明るい柑橘系の酸味が心地よいです。

Medium Roast

甘みが増し、マンデリンらしい香味も増します。ボディ感とのバランスがよくねっとりとした口当たりを感じます。後味で感じる香味も良い印象です。

Dark Roast

深く焙煎しても、抜けた感じが無く、ボディ感がしっかりとしています。アイスコーヒーとしても、ブレンドとしてもご利用いただけると思います。


BUYER COMMENTS

インドネシア リントン地区からお求めやすい価格のマンデリンが入荷いたしました。部分的に黒くなっているものなど含まれており、焙煎前のハンドピックは必要ですが、明るい柑橘系の酸やマンデリンらしいアーシーさを持っており、ブレンドへの使用やアイスコーヒーの原料など、様々な用途に使っていただきやすいクロップです。なお、現在のロットに関しては、若干のカビ豆や虫食い豆が欠点として確認されています。購入前に一度サンプルでの確認をおススメいたします。




OUR STORY

美味しさの秘訣は、丁寧かつ厳しい手選別

精製過程

敬虔なクリスチャンのバタック族が多く住む、スマトラ島リントンからお届けします。インドネシアでは、スマトラ式という特殊精製を行うことで独特な外観とカップ品質が有名ですが、特にリントン地区は組合が少なく流通市場が複雑です。小農家さんの手によって収穫された完熟豆は各農家さんが果肉除去・発酵水洗いし、ミューシレージが除去されたパーチメントを一次乾燥します。この時点で水分値約40%。この状態は「GABAH(ガバ)」と呼ばれます。農家さんはGABAHを地域で週に一度開かれる市場に持ち込み、それをコレクターと呼ばれる集買業者が買い取ります。40%と水分値が高いパーチメントの状態で取引されるため、品質の優劣を外観から判断するのが難しく、各農家さんとの信用関係も非常に重要です。


精製過程

コレクターは、GABAHを自ら脱穀、二次乾燥し(この状態をLABUと呼びます)、ASALANと呼ばれる生豆(水分値13-15%)にし、比重・スクリーン・手選別などの選別を行います。ロット毎に精製し、ASALANの状態を自ら確認することで、各農家さんの品質を把握しています。ユニークな精選方法でまだ豆が柔らかい状態での脱殻を行う為、一般的にマンデリンは生豆の先が裂けてしまうことがどうしても起こってきます。品質やアピアランスを向上させるために、生産者さん達は生豆をハンドピックを行い、品質劣化の可能性のある豆を一粒づつ取り除いていくのです。


コーヒーは練乳とあわせて?リントンの人々にとっても、コーヒーは日常の楽しみ。

産地の人々

リントンの市場を訪れると、道の両端にはレストラン、大衆食堂、屋台が軒を連ねており、その傍らでは小農家さんたちが収穫・精選したコーヒーを販売するために集荷業者を待っている風景をよく目にします。

屋台の片隅でコーヒーを飲みながら、その雑多な雰囲気を楽しむのも生産地ならではの楽しみです。リントン地域では、コーヒーは深く焙煎したコーヒーを細かく挽いて、ヤカンで煮出して、そこに練乳を入れて楽しむのが通常。これがリントンに住む人々にとってのコーヒー。彼らにとって、コーヒーは甘く、少し下の上でザラッとするもの。日常の生活に当たり前にあって、それでいて欠かせないものなのです。コーヒーを生産し、そしてそれを楽しめるバタック族たちからのコーヒーをお楽しみください。

おすすめの商品