「赤道」の国、エクアドル
エクアドルは、北をコロンビア、東から南をペルーに囲まれ、西は太平洋に面する赤道直下の国です。その名はスペイン語で「赤道」を意味し、ガラパゴス諸島を含む島嶼地域、太平洋沿岸の沿岸地域、アンデス山脈が広がる山岳地域、そして豊かな熱帯雨林のアマゾン地域という、個性豊かな4つの自然環境を有しています。首都キトは標高の高い山岳地域に位置し、この多様な地形がエクアドルの農業と文化を育んできました。
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ガラパゴスの緑豊かな自然を思わせる味わい
| 精製 | ウォッシュ |
|---|---|
| 標高 | 450m |
| 品種 | ティピカ、カトゥーラ、ビジャロボス、イエローブルボン |
| 入港月 | 2026年3月 |
| 乾燥 | アフリカンベッドでの天日乾燥 |
| 規格 | なし |
| 栽培・農薬の使用 | 栽培期間中、農薬、化学肥料を必要に応じて使用 |
| 梱包 | 20㎏カートン+バキュームパック |
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| 商品管理番号 | UD75-260 |
|---|
生産国:エクアドル
生産地:ガラパゴス諸島 サンクリストバル島 ラス・ゴテラス
生産者:エル・アマリ―ジョ農園のみなさん
生産地概要:ガラパゴス諸島は3つの海流が交わる地点に位置することからマイクロクライメートの影響を大きく受ける地域です。
精製方法:ウォッシュ
水分値:11.0%
欠点率:2.1%(6.3g/300g)
豆色:グリーン
スクリーン:Sc17以上:60.2%、Sc16:23.4%、Sc15:10.6%、Sc15未満:5.8%
Light Roast(浅煎り)
ほのかなジャスミンの香り、シトラス系の酸味を感じますが、グリーンな印象がありますので浅煎りにする際はしっかり火を入れてあげると良さそうです。
Medium Roast(中煎り)
酸味と甘味のバランスが向上し、グリーンな印象も落ち着いてきます。温かいときより、冷めてくるとより質感がなめらかに感じられます。
Dark Roast(深煎り)
ボディ感が心地よく、チョコレートのほろ苦さが出る2ハゼ手前から2ハゼのピーク辺りの焙煎レンジがおすすめです。
ガラパゴスの緑豊かな自然を思わせる味わいが感じられます。浅く焼きすぎるとグリーンやナッツの印象が出ますが、しっかり火を通してあげることで甘み、滑らかな質感を引き出すことができます。焙煎を進めると酸味と甘味のバランス、ボディ感が向上していき、苦味も先行しにくいです。そのため、豆がブラウンに色づき、しわが伸びてくる辺りの中煎りから2ハゼのピークあたりまでの焙煎レンジがおすすめです。
エクアドルは、北をコロンビア、東から南をペルーに囲まれ、西は太平洋に面する赤道直下の国です。その名はスペイン語で「赤道」を意味し、ガラパゴス諸島を含む島嶼地域、太平洋沿岸の沿岸地域、アンデス山脈が広がる山岳地域、そして豊かな熱帯雨林のアマゾン地域という、個性豊かな4つの自然環境を有しています。首都キトは標高の高い山岳地域に位置し、この多様な地形がエクアドルの農業と文化を育んできました。
ダーウィンが進化論の着想を得たことで知られるガラパゴス諸島は、エクアドル本土から約1,000km西に浮かぶ特別な場所です。最初のコーヒーの種子は約200年前、フランス人によって持ち込まれたと伝えられています。島の97%が国立公園として保護され、ユネスコ世界遺産にも登録されるこの地は、多くの固有種と火山性土壌、そして豊かな生物多様性に恵まれています。冷たいフンボルト海流、暖かいパナマ海流、深層を流れるクロムウェル海流という三つの海流が交わることで栄養豊富な環境が生まれ、卓越した島独自の気候環境がガラパゴスコーヒーならではの個性を育んでいます。
島を訪れて印象的だったのは、動物と人が自然に共生する風景でした。ベンチで休めばイグアナがすぐそばを通り過ぎ、海辺ではアザラシが鳴きながら寝転がり、農園の入り口ではカメがゆったりと歩いています。国立公園であるこの島では野生動物と最低2メートルの距離を保つルールがあり、地元の人々が静かに観光客へ注意を促す姿からも、自然とともに生きる意識の深さが感じられました。海流の影響で霧が立ち込めることも多く、苔に覆われたコーヒーの木や湿り気を帯びた土壌が広がる光景は、この島の神秘的な環境とコーヒーの味わいを静かに物語っています。
ガラパゴス、サンクリストバル島の高地に位置するエル・プログレソは、この地のコーヒー栽培の原点とされています。19世紀後半、マヌエル・フリアン・コボスが築いたコロニーとも呼ばれる開拓地で、栽培から精製、出荷までを担う産業としてコーヒー生産が根付いていきました。しかしその体制は長くは続かず、20世紀初頭にコロニーは崩壊します。広大だった農地はやがて分割され、土地は個々の農家へと受け継がれていきました。こうして大規模なプランテーションは姿を消し、小規模農家による分散型のコーヒー生産へと移行していきます。そうした歴史を背景に誕生したのが、「Union y Progreso(ウニオン・イ・プログレソ)」という生産者の組合です。Unionはスペイン語で連合という意味、生産者のつながりを意図します。Progresoは「歩み」や「進歩」という意味、この地が歩んできた歴史も含みます。現在では約40名の小規模農家さんで構成されており、このコーヒーを生産するエル・アマリ―ジョ農園のカスティージョさんもまたその一員として、ガラパゴスのコーヒー生産を今に伝える農家さんの一人です。