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袋ごとの個体差もありますが、虫食い豆や欠け豆が目立ちます。産地での最終選別の工程で、うまく取り除くことができなかったことが要因です。 ハンドピックで取り除くことにより、味わいへの影響を抑えることはできますが、規定以上に欠点豆が混入しておりますので、その分お値引きして販売いたします。 今後の買い付けで改善できるよう、産地側と取り組んでまいります。
New Crop エチオピア ゲシャビレッジ3種の販売を開始しました!
New Crop パプアニューギニア コルブラン農園 アルーシャ ウォッシュ A
マッドマン=泥男の伝承を持つ民族のコーヒー。力強いボディが特徴。
| 精製 | ウォッシュ |
|---|---|
| 標高 | 1,630m |
| 品種 | アルーシャ、ティピカ、ブルボン、カツーラ |
| 入港月 | 2025年9月 |
| 乾燥 | 天日乾燥 |
| 規格 | A |
| 栽培・農薬の使用 | 栽培期間中、農薬、化学肥料不使用 |
| 梱包 | 30kg麻袋+グレインプロ |
| 関連記事 | ▼民族仮面の起源はこちら マッドマン(泥男)コーヒーのストーリー |
| 商品管理番号 | UA18-250 |
|---|
袋ごとの個体差もありますが、虫食い豆や欠け豆が目立ちます。産地での最終選別の工程で、うまく取り除くことができなかったことが要因です。 ハンドピックで取り除くことにより、味わいへの影響を抑えることはできますが、規定以上に欠点豆が混入しておりますので、その分お値引きして販売いたします。 今後の買い付けで改善できるよう、産地側と取り組んでまいります。
| 容量 | 値引き前の価格 | 値引き後の価格 |
|---|---|---|
| 200g | 500円 | 470円 |
| 1kg | 2,090円/kg | 1,990円/kg |
| 5kg | 1,990円/kg | 1,890円/kg |
| 30kg (原袋) | 1,890円/kg | 1,790円/kg |
生産国:パプアニューギニア
生産地:東部山岳州(イーストハイランド)
ダウロ地区 アサロ町 オネトレフォ村
生産者:アサロ町のコーヒー農家のみなさん
生産地概要:アサロ周辺の男性は15歳前後になると、竹などを編み込んで作る家の作り方を父親から教わります。その家を自分で作り、住み始めることが一人前の男になったと認められる証だそうです。
精製方法:ウォッシュ
水分値:10.9%
欠点率:5.7%(17.1g/300g)
豆色:グリーン
スクリーン:Sc17以上:44.5%、Sc16:31.5%、Sc15:17.5%、Sc15未満:6.5%
Light Roast(浅煎り)
ナッツの風味に、砂糖のような柔らかな甘味を感じます。柑橘系のニュアンスもあり、冷めてくると少しだけマンデリンのコーヒーのような味わいを感じました。
Medium Roast(中煎り)
シトリックな酸味がわかりやすく出てきます。焦がしキャラメルのようなすこしほろ苦い味わいも特徴です。
Dark Roast(深煎り)
キャラメリゼしたナッツやスパイスのようなニュアンスです。がつんとしたボディで、飲みごたえのあるコーヒーに仕上がります。
2024年ご好評をいただいたマッドマンコーヒーが今年も入荷しました。昨年より、酸味と甘味が一段階レベルアップしたような印象を受けました。酸味はありながらも甘味との調和があり、ボディのしっかりしたコーヒーです。2ハゼ程度まで焙煎を進めることで、より一層ボディや甘味のあるコーヒーとしてお楽しみいただけます。昨年より甘味が乗っている印象です。
※こちらのロット、袋ごとの個体差もありますが、産地での選別が十分ではなく、虫食い豆や欠け豆が目立つ場合がございます。その場合はハンドピックをおすすめします。
今年も麻袋には生産者さんたちの地域の逸話、マッドマンの伝統的な仮面をプリントしました。インパクトのあるデザインです。合わせてご注目いただけると幸いです。
シウェット・プランテーションの農園主ピーターさんは、マッドマンの血を引く民族系の一つ、オネトレフォ族の出身です。1953年に彼の祖父が始めたこの農園は、現在約45ヘクタールの広さがあり、周辺の民族や氏族ごとに16のブロックに区画分けされています。
ピーターさんは、それぞれのブロックの管理を地元の人々に任せ、コーヒーの販売先の選定も含めて裁量を与えることで、皆が「自分たちも農園主である」という意識を持てるよう努めています。とはいえ、多くの人々は信頼を寄せるピーターさんが所有する加工場に、自らの意思でチェリーを持ち込んでいます。
彼らの農業は非常に丁寧で、コーヒーの木はアカシアの木陰の下、2メートル四方の間隔を空けて整然と植えられています。雑草の管理も怠らず、緑肥をすき込むことで土壌の栄養もしっかりと維持されています。
黒々とした肥沃な土は、何でもよく育ちそうな力強さがあり、小規模な区画でもカットバックが適切に行われていることから、地域全体で木の管理が行き届いている様子がうかがえます。
このコーヒーが栽培されているアサロという土地にはこんな逸話があります。
アサロではその昔、ほかの民族との戦いが絶えなかった。勝利しては、相手のブタを奪い取り、女性を奪い取り、逆に負けると全てを奪われた。そんな日々を過ごしていたある日。強い民族が村を襲った。彼らの強さは予想以上で、こりゃたまらんと村人は逃げたが、逃げ遅れた一部の村人は命からがら沼の中に体を埋め、全身泥まみれになった。泥から頭を出し息を殺して相手の民族たちが通り過ぎるのを待つ。敵は目の前にいる。強豪民族は彼らの逃げ足を追ってきたが、沼のそばでその足跡が消えていることに驚き、混乱する。泥の中で息を殺しながら待つ彼らが見えていないのだ。
「よし、今ならば敵の意表を突くことができる!さぁ戦おう!」勢いよく泥から飛び出すと、強豪民族は慌てふためき、泥のお化けが襲ってきたと勘違いした。消えた彼らの代わりに、いきなり泥が襲ってきたからだ。敵は退散、泥にまみれた村人たちは勝利した。こうしてアサロの村人たちは、恐怖を利用して敵を追い払うことで戦いを避ける手段を覚えた。泥で体を覆い、粘土や石など身近にあるもので恐ろしい仮面を作ることで、村を敵から守るのだ。そんな逸話にちなんで、この村の人々は「泥男(Mudman)」と呼ばれるようになった。