インドネシア クリンチマウンテン コピ ジェルク スマトラ式

明るいオレンジフレーバーとやさしいスマトラ感

精製 スマトラ式
標高 1,300〜1,650m
品種 シガラルタン・アンドゥンサリー
入港月 2024年10月
乾燥 スマトラ式
規格 G1
栽培・農薬の使用 インタークロッピング、必要に応じて農薬の使用あり
梱包 30㎏麻袋+グレインプロ
商品管理番号 U505-240
生産地 スマトラ島南部 クリンチマウンテン周辺 カユアロ村
精製 スマトラ式
標高 1,300~1,650m
品種 シガラルタン
入港月 2024年2月入港
生産者 ALKO生産者組合の皆さん460世帯
乾燥 天日乾燥+グリーンハウス内で乾燥
規格 G1
サイズ 16up
認証 なし
栽培・農薬の使用 シェードグロウン、栽培期間中 農薬化学肥料不使用
内訳
販売価格
(単価 × 入数)
注文数
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200gサンプル

軽減税率対象
品番
U505-241G200-0
重量
0.2kg
販売価格
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1kg単位小分け

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品番
U505-241K010-0
重量
1kg
販売価格
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5kg単位小分け

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品番
U505-241K050-0
重量
5kg
販売価格
(単価 × 入数)
注文数
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map

生産国:インドネシア

生産地:ジャンビ州 クリンチマウンテン周辺

生産者:ALKO生産者組合と関係する生産者グループの農家さんたち

beans

精製方法:スマトラ式

水分値:12.4%

欠点率:1%(3.1g/300g)

豆色:グリーン

スクリーン:18up:45%、17up:23%、16up:17%、15up:10%、14up以下:5%

  • おすすめ焙煎度 :ライト~フルシティ
  • フレーバーノート:earthy flavor, citric, bright acidity, banana

Light Roast(浅煎り)
甘さに加え、オレンジのように爽やかな柑橘系のフレーバーが感じられます。後味にはスマトラ式特有のハーブのようなフレーバーが広がります。酸味は穏やかで、少しアクセントになる程度。酸味が苦手という方でも十分にお楽しみいただけます。

Medium Roast(中煎り)
爽やかな甘味と穏やかな酸味のバランスのとれた味わいになります。コクも出てきて、アフターには黒糖のような甘さを感じました。

Dark Roast(深煎り)
深煎りですが、爽やかなハーブティのような味わいで、スッキリとした後味になります。ストレートでもカップ一杯いつの間にか飲んでしまっている、そんなコーヒーです。あまり深く焙煎をしすぎてしまうと、繊細な味わいが損なわれてしまうので、2ハゼのピーク手前にとどめるのがおすすめです。

今年のクリンチマウンテンは、例年に引き続き、柑橘系の明るい酸味とマイルドなハーブ感をお楽しみいただけます。少し火を入れると黒糖のような甘さも引き出すことができます。

雨や曇りの多い産地で乾燥の管理がむずかしく、水分値がやや高めで白っぽい豆が含まれていることがあります。また割け豆やかけ豆、虫食い豆も少し気になりますが、ハンドピックや焙煎で十分にカバーできる範囲で、味わいには大きな影響はなさそうです。

オレンジ系の酸味とハーブの爽やかさが相まって、ハーブティーらしい印象のコーヒー。浅煎りから深煎りまで、どの焙煎度合いにも相性が良く、使い勝手のいいコーヒーです。クセもなく、いろんな方に楽しんでいただけそうな一品に仕上がっています。

スマトラ島の富士山、クリンチマウンテン

インドネシアのスマトラ島にあるクリンチマウンテン標高3,000メートルを超え、現地で「神の永住地」とも呼ばれる美しい山で、国立公園にも指定されています。山の高さも形も、まるで富士山のようです。
そのクリンチマウンテンのふもと、標高1500メートルほどのところカユアロ地域、カユアロバラット地域、グニュントュジュ地域の3つにまたがる地域一帯がコーヒーの生産地です。霧がかかっているかと思うと青空が顔をのぞかせ、晴れたかと思うと雨が降る、天候の変わりやすい地域です。
人々は、山から流れてくる水を農業や生活用水に使い、山の自然の恵みとともに生活を営んでいます。広大なクリンチマウンテンを望むその裾野には、じゃがいもにキャベツ、唐辛子などの農作物と一緒にコーヒーの木が植えられている畑が広がっています。見渡す限り一面に広がるお茶畑も印象的な光景です。
この地域では年間を通してコーヒーの収穫が行われます。 「これはあと2か月後に収穫するもの、これは4か月後、これは9か月後かな……」 同じ1本の木に小さな蕾も、花も、みどりの実も、黄色い実も、もうすぐ収穫を迎える赤い実もなる様子はこの土地ならではの様子です。



深刻なごみ問題とALKOの取り組み

ALKO(アルコ)生産者組合は、2013年に運営を開始したコーヒー生産者組合です。クリンチ地域の615世帯の小規模農家が所属しています。コーヒーの栽培から販売までを通じてコミュニティと協力することで、生産能力や品質の向上、製品の価値を高めると同時に、自然保護とコミュニティ活性化を図っています。
一見、自然豊かに見えるクリンチ地域ですが、地域では深刻なごみ問題を抱えています。処理方法や設備の不足も起因しますが、住民の人々の意識も課題です。そこでALKOでは、これまでクリンチ地域の環境保全にも力を入れ、定期的にコーヒー栽培が盛んに行われている地域やクリンチ山山道のごみ拾い活動や植樹活動を行ってきました。
海ノ向こうコーヒーは、こうしたALKO生産者組合の活動に一緒に取り組み、2024年8月、クリンチ山のごみ1kgをコーヒー豆1パックと交換する「1KG1PACKプロジェクト」を実施しました。参加者からは、「この活動がコミュニティの環境意識を高め、環境保全の重要性を考えるきかっけとなっている。」といった声が上がりました。



チーム再編成で品質向上に取り組む

ALKO生産者組合は2023年の年末、組織のチーム再編成を行いました。品質の不安定さを改善し、より品質の高いコーヒーを生産していこうと、品質の管理とスタッフの育成にも力を入れるようになりました。
代表のスルヨノさんの師匠でもあり、インドネシアスペシャルティコーヒー協会の元理事でもあるシャフさんを定期的に招き、ロットの管理方法の改善やカッピングの技術の習得にスタッフ全体で取り組んでいます。ALKOの運営する加工場では、比重選別機とハンドソーティング(ハンドピック)による選別を行っています。比重選別機に2回通すことで、選別の精度を上げ、さらにハンドピックで欠点豆を一つひとつ取り除くことで選別を強化しています。
海ノ向こうコーヒーでは、日々のコミュニケーションの中で、水分値の管理の徹底やアピアランスの改善など、品質のすり合わせを行っています。20代前半の若いスタッフが多いALKOの新しいチーム。少しずつ成長の兆しが見えるALKO生産者組合のコーヒーのこれからがたのしみです。

商品資料・販促用POPデータ

ロースター様向けの商品資料(A4)と販促用POP(A5)をPDF形式でダウンロードいただけます。