【JAS認証】東ティモール マイクロロット ハウレウン村

まじめな農家さんが作った優しい甘さのコーヒー

精製 ウォッシュ
標高 1,400〜1,800m
品種 ティピカ HdT カティモール
クロップ年 2024年11月入港
乾燥 天日乾燥
規格 なし
おすすめ焙煎度 ライト~フルシティ
フレーバーノート tea-like, stone fruits, orange, floral, thick-body, bright, long-after
栽培・農薬の使用 農薬化学肥料不使用
梱包 30kg+グレインプロ
商品管理番号 U302-250
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生産国:東ティモール

生産地:エルメラ県 レテフォホ ハウレウン村

生産者:ハウレウン村 12世帯の農家さん

産地担当コメント:産地担当がコーヒー栽培技師として初めて活動をした国、東ティモール。素晴らしいコーヒーがあるのはもちろんですが、星空が信じられないほど美しい国です。

beans

精製方法:ウォッシュ

水分値:9.9%

欠点率:1.3%(3.9g/300g)

豆色:Green

スクリーン:18up:51.2%、17up:27.9%、16up:18%、15up:4%、14以下:0.1%

Light Roast(浅煎り)
オレンジのような明るい酸味が心地よいです。甘味も長く続きます。

Medium Roast(中煎り)
ミルクココアのような優しい甘さが印象的。アフターでほのかに香る、フローラルフレーバーも◎

Dark Roast(深煎り)
甘味がしっかりあり、深めの焙煎でもしっかりと耐えられる印象です。苦みにはキレがあり、すっきりとした飲み口をお楽しみいただけます。

2024年に海ノ向こうコーヒースタッフがロースターさん達と訪れた、ハウレウン村のクロップをご紹介します!特徴は口の中にひろがる明るい酸味甘いフレーバー。どこかティーライクな印象も24年クロップでは感じ、昨年以上に味わいの広がりを感じます。どの焙煎度でも使用できるので、ブレンド、シングルでもお使いいただけるのもポイントです。
今期は東ティモールの国内需要の急騰により、輸入量が限られております。即完売が見込まれる人気商品ですので、気になる方は早めの確保をオススメいたします。
※弊社で小分けした商品は、有機JASマークをパッケージにつけて販売することはできません

農家と専門家とNGO

東ティモールのコーヒー栽培の歴史は古く、約200年前からはじまりました。しかし植民地支配武力占領による政治的な不安定さから、これまでその魅力を伝えることがむずかしい産地でした。 独立の混乱期から支援に入られたNGOピースウィンズジャパンさんが、恒久的な生活支援としてコーヒー開発のプロジェクトを立ち上げられ、産地担当の山本も弊社に加入する以前から、栽培技師として参加していました。日々農家の村々へ足を運んで栽培状況をチェックし、インドネシアからも専門家を招聘し農家さんへのワークショップを行うなどの取り組みを行った結果、トラック1台分出荷量からはじまったプロジェクトが、現在では年間10コンテナ(180トン)にも及ぶ高品質なコーヒーが産出されるようになりました。
農家さんと専門家とNGOの三者が時間をかけて信頼関係をつくり、互いに歩み寄り、共に汗を流しながら育んでいる、そんなコーヒーです。

有機栽培

東ティモールは世界的にも稀な、「国全体がオーガニック」と言えるほど有機栽培が普及しているユニークな国です。コーヒー栽培の歴史は古いのですが、農薬・化学肥料を使うという習慣そのものがなく、コーヒーもほかの作物もすべて無農薬で有機的に栽培されています。まったく化学肥料に頼らないと次第に土地はやせ衰えてしまいますが、木と木の間に「ビオポリ」と呼ばれる有機肥料を入れる穴を設置したり、落葉がそのまま土壌改善につながるシェードツリーを植えるなど、自然と調和した方法で土壌改善を行うことで有機的高品質なコーヒー栽培を実現させています。

大らかなテトゥン語

東ティモールで主に使われている言語は、テトゥン語と呼ばれる言語です。ポルトガル語公用語ですが、農家さんは基本的に話せません。他にインドネシア語を使える農家さんが多く、農家さん向けにワークショップを行う際はインドネシアの専門家をお呼びして通訳なしで行います。テトゥン語はとても単純な言葉で、英語で言う過去・現在・未来で動詞が変化すると言うものはなく、一つだけです。だから、「昨日」とか「今日」とか「明日」と時間を表す言葉を使わないといつの話をしているかわかりません。だからよく東ティモール人は待ち合わせに遅れたり、次の日来たりします。また、名詞も少なく「クジラ」と「アジ」はどちらも魚を表す「Ikan」と言う言葉のみです。だから、クジラは「大きいIkan」アジは「食べれるIkan」もしくは「小さいIkan」と表現しています。

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