ラオス ボラベン高原 ミンティエン農園 アラビカ ウォッシュ G1

ナッツの香ばしさと爽やかなハーブ、広がるシトラスと甘み。

精製 フリーウォッシュ
標高 1,250〜1,290m
品種 カティモール
入港月 2025年2月
乾燥 天日乾燥
規格 G1
栽培・農薬の使用 品種ごとに区画を分けた栽培
梱包 60kg麻袋+グレインプロ
商品管理番号 UB26-250
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生産国:ラオス

生産地:チャンパサック県 ボラベン高原

生産者:ミンティエン農園

生産地概要: ラオスのコーヒーの生産量の9割が生産されているボラベン高原。 1980年代以降にコーヒー栽培が広がり、その後の政府による政策や民間企業の取り組みにより、現在では一大産地として国のコーヒー産業を支えている地域です。 小規模農家の農園も多くありますが、企業によってつくられた大規模農園も町のいたるところに見かけます。

beans

精製方法:フリーウォッシュ

水分値:10.2%

欠点率:1.3%(4g/300g)

豆色:green

スクリーン:Sc17以上:73.5%、Sc16:19.5%、Sc15:5.5%、Sc15未満:1.5%

  • おすすめ焙煎度 :ハイ~フレンチ
  • フレーバーノート:Dark chocolate, Citric, Nutty, Soy

Light Roast(浅煎り)
カティモールらしいナッツ感と、ナッツの甘さ、そしてその奥にシトラス系の風味も感じます。酸味が穏やかで、好き嫌いの分かれない、誰にでもお楽しみいただける味わいです。

Medium Roast(中煎り)
ボディと甘さが増し、ダークチョコレートのような風味も感じます。毎日飲んでも飽きないような、日常に溶け込むコーヒーに仕上がります。 ブレンド使いにもぴったり。甘さやボディのベースをつくってくれるので、ほかのコーヒーのフレーバーを邪魔することなく、うまくまとめる役割を果たしてくれます。

Dark Roast(深煎り)
浅煎り、中煎りのときに感じていた、ナッツらしい印象や甘さは変わらず、口当たりが少し重くなります。牛乳との相性もよく、コーヒーのアレンジドリンクメニューにも使い勝手がよさそうです。

味わいはカティモールらしい、落ち着いた風味と、甘さを感じられるコーヒーです。
フリーウォッシュ」といって、通常のウォッシュの精製方法の中で、水に浸ける工程を含む方法でつくられています。これにより後味がすっきりとした印象に仕上がっています。

焙煎は、浅煎りよりも少ししっかり火を通すことで、質感や甘さが増していきます。生豆の状態では、機械による割け豆が少し混じっていますが、味わいへの影響は特にないように感じます。粒の大きさもスクリーンサイズ16アップのものが90%以上含まれており大粒です。概ね良好の品質です。
日常使い用のコーヒーや、ブレンドのベースとなるコーヒーの原料をお探しの方にはぴったり。ぜひ一度お試しください。

ラオスの大地が育む農業と、
コーヒー生産のはじまり

東南アジアに位置する内陸国のラオス。 メコン川沿いの平地では水田をつくり水稲(すいとう)栽培、山岳地域では焼畑を行い陸稲(おかぼ)栽培が行われ、自給的な農業が営まれてきました。 換金作物用として、北部の山岳地域では、トウモロコシゴムノキの栽培が盛んになり、南部のボラベン高原では1980年代以降にコーヒー栽培が広がっていきました。

現在のラオスの国土の原形にもなった出来事、メコン川東側地域のインドシナ連邦への編入。これにより、失職したフランス人の植民地官吏が、ボラベン高原の中心部、パクソン地域に住みはじめ、ティピカ系のコーヒーの苗木を持ち込んだと言われています。
ラオス政府はコーヒーが外貨獲得の手段となることに注目し、徐々に量と質の向上を求めるようになっていきました。



ラオス南部地域における
コーヒー栽培の新興

1991年、世界銀行や国連農業食糧機関、そしてフランスの開発庁の資金援助によって農業支援プロジェクトが立ち上がりました。その一環で、栽培実験センターが開設され、そこでの栽培実験をもとに、収量の多い栽培品種としてカティモールのコーヒーが選定されました。

1997年より実施された後継のプロジェクトでは、カティモールのコーヒーを普及する取り組みが行われました。現在、ラオスのコーヒー生産でカティモール品種が多く栽培されているのは、この時代の名残りです。



2005年頃になると、ボラベン高原の53村でコーヒーの生産者グループが結成され、その後グループを束ねるため「ボラベン高原コーヒー生産者協会(AGPC)」が組織されました。
2014年には協会の再編成が行われ、同年コーヒー生産者共同組合(CPC)が設立され、ラオス政府もこれを公認し、国としてもコーヒー生産に注力していきました。

また、「ダオファン社」などの外資系の企業の勢力もまた、ボラベン高原地域のコーヒー生産に大きな影響を及ぼしました。自社工場を建設し、コーヒー農家からコーヒーを買い取り、自社製品として加工・販売までを行っています。こうした買い手の存在により、コーヒー農家は徐々に栽培面積を広げていたったといいます。



ミンティエン農園

このコーヒーの生産者、ミンティエン農園もまた、ラオス南部のボラベン高原に位置する農園のひとつです。標高1,250~1,290mと、ボラベン高原のなかでも高地です。

25ヘクタールの農地ウォッシングステーション(水洗処理工場)を有し、収穫から精製処理、選別、脱殻、袋詰め、そして出荷にいたるまで一貫した品質管理を行っています。品種ごとの特性を最大限に活かせるよう、広い農園内では各栽培品種ごとに区画を分けたり、収穫作業はすべて手作業で行い、収穫期の間、収穫のタイミングを6、7回に分け、完熟チェリーのみを選んで収穫したりしています。
また園内にはカッピングのラボも整備され、現地スタッフのもと、消費国側のニーズにこたえられるよう、徹底した品質管理に取り組んでいます。こうした取り組みが高品質なコーヒー生産につながっているのです。

内訳
販売価格
(単価 × 入数)
注文数
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200gサンプル

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品番
UB26-250G200-0
重量
0.2kg
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1kg単位小分け

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UB26-250K010-0
重量
1kg
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5kg単位小分け

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UB26-250K050-0
重量
5kg
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60kg原袋

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品番
UB26-250K600-0
重量
60kg

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取り置きオーダー受付用
ご予約受付専用

60kg原袋 取り置き

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品番
UB26-250R
備考

<お取り置きにあたってご注意点>

  • お取り置きの翌月から半年間(例:2021/12/1~2022/5/31)は倉庫保管料を弊社負担にて商品を確保いたします。その期間以降はお客様ご負担として、倉庫保管料30円/kgを商品代金に上乗せして請求いたしします。取り置きをしてから1年後に商品が残っている場合には、お客様と相談の上、一括でお引き取りをお願いしております。

  • お支払いは商品の納品時に発生します。
    ※例:6袋を半年間取り置きして1か月ごとに1袋ずつ納品する場合、1袋納品するたびにその分の支払いが発生します。

  • 取り置きした商品のキャンセルはできません。

  • お取り置きした原袋を小分け商品として(1kgや5kgずつに分けて)出荷することはできかねます。あらかじめご了承ください。

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