コーヒーの一大産地、コロンビア
世界有数のコーヒーの産地、南米のコロンビア。水洗式(ウォッシュ)のアラビカ種のコーヒーの生産量では世界最大量を誇ります。コロンビアでコーヒー栽培が始まったのは18世紀ごろ。キリスト教の修道院に植えられたのがはじまりとも言われており、そこから小規模農家の収入源の一つとして一気に広がり今では世界第3位の生産量にまでなっています。広大なアンデス山脈を有するこの地では、コーヒー栽培に適したミネラルたっぷりの火山灰性土壌と豊富な雨が降ることで、南北に広がる生産エリアで収穫がされています。収穫期のピークは4月から7月ごろ。「ミタカ」と呼ばれる第二ピークは12月から1月ごろにむかえます。明るい酸味と重厚な口当たりで、シングルでもブレンドでもよく使われて好まれる、日本でもファンの多いコーヒーの産地のひとつです。