環境保全・品質向上・生活向上に取り組む生産者さんが作る良質なコーヒー
| 精製 | ウォッシュ |
|---|---|
| 標高 | 1,000～1,750m |
| 品種 | ティピカ、ブルボン |
| クロップ年 | 2024年9月入港 |
| 乾燥 | 天日乾燥 |
| おすすめ焙煎度 | ミディアム～フルシティ |
| フレーバーノート | orange, almond, lime peel, bright, clean |
| 栽培・農薬の使用 | 栽培期間中 農薬化学肥料不使用、シェードグロウン |
| 梱包 | 30kg麻袋+グレインプロ |
| 商品管理番号 | U687-240 |
|---|---|
| 生産地 | チアパス州 エル・トゥリウンフォ生物保護圏 |
| 精製 | ウォッシュ |
| 標高 | 1,000~1,750m |
| 品種 | ティピカ、ブルボン |
| クロップ年 | 2023年9月入港 |
| 生産者 | シエラマドレ環境保護農民組合（CESMACH／セスマッチ）所属の小規模農家さん |
| 乾燥 | 天日乾燥 |
| 認証 | なし |
| 栽培・農薬の使用 | 栽培期間中、農薬化学肥料不使用、シェードグロウン |
生産国：メキシコ
生産地：チアパス州 エル・トゥリウンフォ生物保護圏
生産者：シエラマドレ環境保護農民組合（CESMACH／セスマッチ）所属の小規模農家さん
産地担当コメント：豊かな自然に囲まれ、生物保護圏に属する彼らが生み出すコーヒー。この1杯から産地に思いを馳せたくなるそんなコーヒーです。
精製方法：ウォッシュ
水分値：11.7%
欠点率：1.2%（3.6g/300g）
豆色：Yellowish
Light Roast（浅煎り）
オレンジのような明るいフレーバーが口に広がります。アーモンドの優しい甘さが余韻に感じられます。
Medium Roast（中煎り）
温かい時は蜂蜜のような、冷めてくるとフルーティな印象があります。アフターにはカシスのようなほろ苦さが感じられるようになります。
Dark Roast（深煎り）
深煎りにしてもクリーンな印象を感じられます。焙煎が進みすぎると苦さが先行しすぎてしまうので２ハゼから15秒あたりまでの焙煎度合いにすることをおススメいたします。
今年もセスマッチのコーヒーがやってきました。メキシコでも特にコーヒー栽培が盛んなチアパス州。その中でも大きな規模であるシエラマドレ環境保護農民組合(CESMACH／セスマッチ）。昨年同様明るい酸質と心地よい甘さのバランスのとれた印象はあり、さらにハーブやピールのような印象も加わったことからさらに奥行きのある味わいになりました。中煎りにした際の温度変化による印象の違いが特に顕著で面白く、温かいうちは甘さが先行しトロッと落ち着くような印象、冷めてくると明るい酸味がパッと広がり爽やかな印象があります。
メキシコで最もコーヒー生産が盛んなチアパス州。豊かな自然に囲まれ、メキシコ人も「行ってみたい」と思い焦がれる土地です。シエラマドレ環境保護農民組合(CESMACH／セスマッチ)が生産するコーヒー豆は、El Triunfo(エルトゥリウンフォ)生物保護圏の緩衝地帯にあり、標高は1,000メートルから1,750メートルに位置します。コーヒーは１農家あたり平均４ヘクタールの小規模農家のコーヒー農園で栽培されており、同地区では環境保全と生物保護のために、コーヒー以外の作物の栽培が制限されています。
また、2010年から国際協力機構(JICA)の草の根技術協力によって、慶應義塾大学フェアトレードプロジェクトの協力のもと、品質改善と販売活動の強化、技術支援が行われたこともあり、組合関係者を日本に招くなど、以前より日本との交流がさかんに行われています。
自然豊かな環境で過ごす彼らですが、食糧難が大きな課題の一つでした。そんな中、Food 4 Farmersという支援団体と提携し環境保全と資金確保を両立させるため商業的な養蜂に取り組み始めました。元より養蜂が行われている地域でしたが、より安定した生産量確保や事業性維持のために地元養蜂学校とも連携し、資材提供やトレーニング事業開発を進め、以前より生活基準を高めることに成功しています。また、養蜂による蜂がコーヒーノキの受粉を促進させることでコーヒーの収穫量も増えました。現在は蜂蜜の販売にとどまらずハニーワックスやプロポリス等の加工品の販売も行っております。
