国内随一の名産地で活躍する2人の農家さん
ウエウエテナンゴ県はグァテマラ国内でも最も標高が高く、世界的に有名なエルインヘルト農園のような大農園があることで知られています。その一方、複雑な山脈の山肌に沿うように2ヘクタールにも満たない小規模なコーヒー農家さんが数多く存在しており、今回紹介するSilvestre Martinez Lucasさん(以下Silvestreさん)とFermin salesさんの農園もその1つです。
Silvestreさんはコーヒー栽培に対して、環境負荷を減らし持続可能な農業を行うことについても関心が深く、レインフォレストアライアンス協会が主催するセミナーにも参加し、精製時に出る排水をそのまま流さずに微生物の働きを利用して処理を行い、環境への影響が少ない形で自然へ返す方法を採用しています。