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タイ ドイサケット スーリヤ アナエロビックナチュラル

精製 アナエロビックナチュラル
標高 1,300~1,500m
品種 イエローブルボン
クロップ年 2024年8月入港予定
乾燥 アフリカンベッド
フレーバーノート citric, mint,melon. apple,fruits
梱包 30kg綿袋(BeanSpire限定)+グレインプロ
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商品管理番号 UA01-240
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タイ王国 チェンマイ

生産国:タイ

生産地:チェンマイ県 ドイサケット地区

生産者:Nui Intakadさん、Aoy Jaisooksernさん

産地担当コメント:チェンマイ都市部から車で1時間ほどにあるこの場所は、標高の高い山々に囲まれた豊かな自然環境があり、コーヒーの生産には適した気候条件が整っています。

スーリヤサンスクリット語で「太陽」の意味。ドイサケットに降り注ぐ柔らかな日差しから名づけられました。Bourbon Mayaguez139というブルボン種の一種を用いたロットです。ルワンダやブルンジで栽培されている品種で、オレンジなど風味特性が豊かです。1950年代にプエルトリコからルワンダへ渡る過程でインドネシアやタイにも持ち込まれました。タイでは希少な品種です。このロットは嫌気性ナチュラルプロセスで処理しました。コーヒーチェリーをフローター選別してから5日間、逆流防止弁付きの閉鎖プラスチックタンクで発酵させ、その後アフリカンベッドで乾かします。これにより、嫌気性発酵プロセス中に乳酸が生成されるゼロ酸素環境が作り出されます。その結果、アフリカや中米でつくられたナチュラルプロセスのコーヒーのように、香味の複雑でクリーンなコーヒーに仕上がりました。

希少品種のイエローブルボン

ドイサケットはタイのチェンマイ県に位置する、最も古いコーヒー栽培地域です。1970年代後半に、タイ国王のアヘン代替プログラムの一環として最初のアラビカ種の木がここで試験され、他の地域のように高収量の栽培品種に置き換えられることはありませんでした。その結果、特にティピカ種などの伝統的な品種が多くの古い農場で一般的に栽培されています。ドイサケットのティピカの木の中には、イエローブルボンマヤグエス139と呼ばれる黄色いチェリーを持つ珍しい品種がありますが、ティピカに似た樹形をしています。この品種はルワンダやブルンジで非常に重要で、インドネシアやタイにも見られます。


ドイサケットでは、これらは少なくとも30年以上の樹齢を持つ古い木です。WCRデータベースによると、東アフリカ諸国はアメリカ農務省(USDA)を通じてプエルトリコのマヤグエス研究所からセントラルアメリカ産のブルボンの種子を入手し栽培が開始されました。その後、プエルトリコからBM-139は1930年代にコンゴ、1950年代にルワンダに渡り、途中で一部の種子がインドネシアやタイにもたらされました。



ヌイさんとアオイさん

このコーヒーは、チェンマイのドイサケットでコーヒー農園を営む若い夫婦、ヌイ・インタカドさんアオイ・ジャイソークサーンさんと弊社のパートナー会社Bean Spireが協力して行った実験的なロットです。彼らは5年前に都市でのホワイトカラーの仕事を辞めて両親のコーヒー農園に戻ってきました。ヌイさんは39歳でエンジニア、アオイさんは36歳で会計士の仕事をしていました。 実験を始めて以来、毎年素晴らしいカッピング結果が出てきています。ブルボンであることに加え、高いカップ品質が得られる黄色品種ミューシレージの量は少ないことで知られています。それによりナチュラルプロセスの乾燥中に起こってしまいがちな過度な発酵の可能性が減少します。


その結果、アフリカや中米のより確立された産地のナチュラルコーヒーに匹敵する、複雑でありながらクリーンなナチュラルプロセスのコーヒーが生まれるのです。



BEANSPIREについて

ドライミルを所有している海ノ向こうコーヒーパートナーのビーンスパイアーは、タイ各地のコーヒー生産者からパーチメント/ドライチェリーで購入し加工をおこなっています。タイ国内でもその名はとても有名で、スペシャルティコーヒー産業が最盛期を迎えているバンコクでは、そのほとんどのロースターが国内のスペシャルティコーヒーといえば、ビーンスパイアーから購入するのが当たり前となっています。代表のフアディさんは現在大学の教授としての顔も持っており、国際関係学を学生に教えているそうです。海外留学をしているときに、どのカフェに行ってもタイのコーヒーを全く見かけなかったことがきっかけで、タイのコーヒーをもっと世界へ!との思いを胸に会社を立ち上げました。


車一台でトランクにIkawa(サンプルロースター)と大量のサンプルを積み込み各産地を周りながら、そこの農家さんと一緒にカッピングをする。ただ購入するだけではなく、生産者さんに自分の品質を理解してもらいたいという想いで、夜遅くなっても必ず生産者さんとカッピングするように心がけています。ドライミルの設備も素晴らしく、石取り・脱殻に始まりサイズ選別・比重選別をしっかりとコントロールしながらおこなっています。仕上げは手選別(ハンドピック)にて行われています。時に優しく、時に厳しく生産者と接するフアディさんを見ていると、ビーンスパイアーから学ぶことはとても多く、彼らの事業をもっと成長させていくことが生産者への還元につながるのだと理解できます。「生産者~パートナー会社~海ノ向こうコーヒー~日本のロースター」の繋がりをもっと強めていこうと思わせてくれます。

Co-NECT Project とは?

「産地に生きる人たちと、そしてコーヒーに関わる全ての人たちと“一緒に”つくっていこう、つながっていこう」そんな想いと共にCo-NECT PROJECTはスタートしました。生産地には、品質に対する向上心、環境への配慮、地域への貢献、それぞれの想いと熱意を持ってユニークで品質の高いコーヒー豆をつくる小規模農家と日本のロースターの新しいつながり方をつくっています。
海外で収穫、加工されたコーヒーを買い付けるためには、産地との細かなやりとり、難しい輸出業務、購入する為の多くの資金などが必要になります。
この手間と資金の問題を取払い、気軽に買付け体験をすることができます。

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【予約受付終了】Co-NECT Pocket タイにつきまして


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海ノ向こうコーヒーが信頼関係を築いている輸出会社を通じて輸入を行います。
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