農園と生産者
Inthiritさんは中国語も堪能なアカ族の農家さん。昔からコーヒーを栽培していますが、農薬や化学肥料を使うことは環境負荷があるのではないかと、数年前から農園の一部を有機栽培に変更しています。有機栽培で行うと生産量が大きく減るため(通常の8分の1程度)、家族から反対の声もあるようですが「有機栽培はとても意味のあることなんだ」と強い信念を持って栽培を続けています。彼の農地は農園管理がしっかりと行き届いており、有機で栽培をおこなっているのがすぐにわかるほど素晴らしい農園でした。山の中腹に位置しており、その斜面にコーヒーを植えシェードツリーには、マメ科の植物カリアンドラやダダプが植えられています。山の上には松の木が所狭しと植えられており、山の保水力がしっかりと保たれているなと感じます。