エル・モリート農園
エル・モリート農園はハラパ県のマタケスキントラという地域の山岳地帯にあります。農園の代表を務めるのはホセ・ロベルトさん。ANACAFEの推薦を受け、今から25年ほど前に家族経営の小さな農園からスタートし、毎年少しずつ成長し続けてきました。農園の総面積は672ヘクタール、そのうち98ヘクタールの土地にコーヒーが栽培されています。農園のほとんどが自然林で、ミツバチや蝶、フクロウなど、多くの動物や虫が生息しています。
フローラルさとシトラス感が魅力。グアテマラ、ハラパ県から届いたゲイシャ種
精製 | ウォッシュ |
---|---|
標高 | 1,350-2,400m |
品種 | ゲイシャ |
クロップ年 | 2024年8月入港 |
乾燥 | 天日乾燥 |
おすすめ焙煎度 | ミディアム~シティ |
フレーバーノート | floral, citric, lactic, milk tea, high cacao, orange, nutmeg, round-mouthfeel |
栽培・農薬の使用 | シェイドグロウン |
梱包 | 28㎏+バキュームパック |
商品管理番号 | U809-240 |
---|
生産国:グアテマラ
生産地:ハラパ県 マタケスキントラ
生産者:エル・モリート農園
産地担当コメント:海ノ向こうコーヒーでは初登場のグアテマラ・ハラパ県のゲイシャのコーヒーです。
精製方法:ウォッシュ
水分値:12%
欠点率:0.7%(2.2g/300g)
豆色:Yellowish
Light Roast(浅煎り)
フローラルさやシトラス感が際立ちます。アフターに甘さが残り、ナツメグのような甘さのあるスパイス感も感じられます。
Medium Roast(中煎り)
フローラルな香りの印象は続き、口に含むと甘いみかんのようなフレーバーが感じられます。口当たりは丸く、ミルクティーに似た印象です。
Dark Roast(深煎り)
柔らかなフローラルな印象を残しつつ、カカオやスパイスのようなフレーバーが強くなります。甘さやボディも強まります。
オーロラ農園さんからニュークロップのオファー商品として紹介していただいたもの中で、ひと際目立っていたのが、今回のゲイシャのコーヒーでした。ゲイシャのもつ華やかさと、グアテマラらしいボディ感と甘さが特徴です。カップ品質もアピアランスも良好な状態で、無事に入荷しました。浅煎りから深煎りまで、さまざまな焙煎度合いで味わいをお楽しみいただける一品です。
エル・モリート農園はハラパ県のマタケスキントラという地域の山岳地帯にあります。農園の代表を務めるのはホセ・ロベルトさん。ANACAFEの推薦を受け、今から25年ほど前に家族経営の小さな農園からスタートし、毎年少しずつ成長し続けてきました。農園の総面積は672ヘクタール、そのうち98ヘクタールの土地にコーヒーが栽培されています。農園のほとんどが自然林で、ミツバチや蝶、フクロウなど、多くの動物や虫が生息しています。
園内では従来よりカトゥアイや、パチェ、ブルボン、ムンドノーボなどが栽培され、近年は区画ごとのマイクロロットや、ウォッシュやナチュラルなどの加工方法別のロットなど、通常品から高品質なものまでさまざまなコーヒーを生産しています。2013年には2位、2014年には3位、2015年には2位、2022年には1位入賞とCOE品評会でも高く評価されている農園です。
栽培や加工の方法の改善に努める中で、高品質な品種にも挑戦しようと始めたのがゲイシャ品種でした。2,000メートルを超える標高と農園の環境により、豊かなテロワールをもつゲイシャのコーヒーが生産されています。ロベルトさんが目指しているのは、環境負荷の小さい、持続可能な農園経営です。排水処理の改善など、環境に優しい精製方法や、森林伐採の影響を受けたエリアの再生にも意欲的に取り組んでいます。
今回、この商品を紹介してくれたのは「コバン」でおなじみのオーロラ農園さんでした。オーロラ農園が行っている地域貢献の活動「オーロラスタジオ」。コーヒーの生産者さんへ公平な価格の支払いによって、地域社会に貢献していこう、農家さんがより良い生活をできるようにしていこうと、売り上げの一部をコーヒーの生産に必要な水のフィルターやソーラーパネル、ストーブなどの設置に充て、農家さんへの公平な還元を行っています。エルモリート農園もこの活動に参加し、周辺の農家さんや農園で働く従業員に対し、利益の還元を行っています。