爽やかな酸味と溢れるチョコレート感。
| 精製 | ウォッシュ |
|---|---|
| 標高 | 1,250-1,400m |
| 品種 | カツーラ、カツアイ等 |
| クロップ年 | 2024年7月入港 |
| 乾燥 | 天日乾燥、機械乾燥 |
| おすすめ焙煎度 | ハイ～フルシティ |
| フレーバーノート | apple, pear, citric, chocolate, brown sugar, well-balanced |
| 梱包 | 35kg麻袋+グレインプロ |
| 商品管理番号 | U941-240 |
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生産国：コスタリカ
生産地：タラス コラリージョ地区
生産者：コラリージョ地区の農家さん
産地担当コメント：Tarrazu地区の更にエリアを限定した、品質に定評のあるCorralillo地区のコーヒーです。
精製方法：ウォッシュ
水分値：11.30%
密度：732g/L
水分活性値：0.6Aw
欠点率：2.1% 6.3g/300g
豆色：Green
Light Roast（浅煎り）
りんごや洋梨を思わせる爽やかな酸味とボディの共存が印象的です。浅煎りでもほのかにカカオを感じ、酸味とのバランスが心地よいです。
Medium Roast（中煎り）
爽やかな酸味が穏やかになり、ミルクチョコレートやナッツのフレーバーが主体に。この焙煎度で甘さとボディが際立ってきます。
Dark Roast（深煎り）
ビターチョコのほろ苦さとブラウンシュガーの甘さが続く、柔らかい苦みの深煎りに仕上がります。
りんごや柑橘の爽やかな酸味とチョコレート感が一体となった豊かな風味、しっかりとしたボディが特徴。中煎りから中深煎りにしたときにチョコレートの甘さが強くなり、ナッツの香ばしさや、ブラウンシュガーの甘さが心地よいです。柔らかな甘さがあり強い主張をしないこのホワイトポピーは、ブレンドにしたときには調和をもたらし、一層厚みのある味わいに仕上げてくれます。
太平洋とカリブ海に挟まれた小さな国コスタリカは、アメリカ大陸を縦断するアンデス山脈が連なり、北米と南米の合流地点として、様々な生態系が集まり非常に珍しい自然環境を擁する世界でも有数の自然大国です。自然に恵まれたコスタリカは、国土の4分の1を国立公園や自然保護区に指定し、国を挙げて動植物を守る活動やエコツーリズムの推進に力を入れています。 そんなコスタリカの中でも高標高地帯であるタラスは高品質コーヒーの一大産地です。太平洋から吹く温かな風が山脈にぶつかり雲を作ることで、コーヒーに必要な雨を降らせます。
同国最大手の輸出業者Capris社がコラリージョ地区で生産指導・集荷を行い、品質基準を満たした原料のみを使用して作られています。 Capris社：コスタリカ輸出業者会議所（CaDeXCO）より、2011年度最優秀農産物輸出業者に選ばれました。同社は毎年コスタリカコーヒー全袋のうちの3分の1を取り扱い、輸出しています。
成熟したコーヒー産地といえる一方で、生産者の高齢化が進み耕作放棄地が多く出てきており、2050年までにアラビカ種の栽培に適した土地の約40％以上を失う可能性があると言われています。そこで最近では研究が重ねられ、「H1」や「H17」、「マルセレサ」など日照りや病虫害にも強く、現代の気候にも合った未来のモデルケースになりうる研究品種も栽培され始めています。今回紹介する品種はカツーラ・カツアイのため、そういった最近の開発品種ではありませんが、村全体でコーヒーを管理し病気や害虫には目を光らせているため、安定した品質の高い商品に仕上がっています。
