ケニア カリンガ キアンブティ AA
フルーツティーを思わせる豊かな香りの広がり
商品管理番号 | U742-240 |
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生産地 | キアンブ郡の4つの村(キマルリ、カリング、ガチュハ、ムガルワ) |
精製 | ウォッシュ |
標高 | 1,840m |
品種 | SL28 SL34 Ruiru11 |
クロップ年 | 2024年6月入港 |
生産者 | karinga ウォッシングステーションに所属する小農家さん |
乾燥 | アフリカンベッド |
規格 | AA |
サイズ | AA規格 |
認証 | なし |
栽培・農薬の使用 | シェードグロウン |
INFORMATION
- おすすめ焙煎度:ライト~フルシティ
- 梱包:30kg麻袋+グレインプロ
- フレーバーノート:citric, tea-like, floral, lemon grass, tomato, clean-cup, smooth, sweet
焙煎度を変えた香味情報
Light Roast
Medium Roast
Dark Roast
BUYER COMMENTS
上品な紅茶のような華やかさが心地よいクロップが入荷してまいりました。含んだ瞬間のトップノートではオレンジのような明るさのあるフレーバー。その後ハーブ感のある青々しくも爽やかなフレーバーが追いかけてきます。飲み終えた後は核果を思わせるどっしりとした果実感が現れ、甘さは非常に長く口に広がり続けます。浅煎りから深煎りまで、幅広く対応できるロットですが、特におススメは浅煎~中煎までの焙煎度。ケニアスペシャルティらしいフルーツフレーバーをお楽しみください。
OUR STORY
カリンガウォッシングステーション
首都ナイロビから車で2時間ほどにある、カリンガウォッシングステーションは1983年に設立し、周辺の4つの村(キマルリ、カリング、ガチュハ、ムガルワ)の約2万㎡の土地で約500世帯の小農家さんがコーヒーの栽培を行っています。このエリアの特徴として、同じ栽培エリア内で紅茶の栽培もおこなわれているという点があり、所属する農家さんの中には、紅茶とコーヒーどちらも栽培する農家さんがおられます。ウォッシングステーションに持ち込まれたチェリーはその場で検品、計量され、すみやかに農家さんへの支払いが行われます。そしてカリンガウォッシングステーションでは農家さんが誰でも見える掲示板に買取価格を提示できるようになっており、取引の透明性が確保され、農家さんの努力を正しく評価できるシステムの運用を心がけられています。また、このステーション周辺は人口密度が高く、ケニアでは珍しく、野生動物より人間の密度が高いところも特徴です。人間のコミュニティによって、在来の樹木は大切に管理されており、他のステーションよりも管理が行き届いていると言われているそうです。
持続的なコーヒー栽培のために
カリンガウォッシングステーションでは、水質保全に影響する、精製中に出る排水に対する取り組みとして、水源地から離れた場所に5か所の濾過槽を用意し、処理水をその5か所以外に流すことを禁じています。また農家さん達に適切なコーヒー生産を続けてもらうため、国のコーヒー研究所 Coffee Reseach Station(CRS) と共同で指導に当たっています。CRSは苗木や、毎年更新する栽培ガイドラインを提供するとともに、定期的に農業技師を栽培エリアに派遣し、現地指導を行っています。その活動の中でワークショップを行い、除草や木のメンテナンス、適切な施肥の方法、マルチングの技術的な指導を行っています。