ミャンマー ガペ村 ホーンビルコーヒー ウォッシュ
ミャンマーの新興産地から初めてのウォッシュドコーヒーが届きました。
商品管理番号 | U851-230 |
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生産地 | マンダレー ガペ ボンボ村 |
精製 | ウォッシュ |
標高 | 1,100~1,400m |
品種 | カツアイ,カツーラ,カティモール |
クロップ年 | 2023年8月入港 |
生産者 | ボンボ村の生産者50世帯 (Asho Chin Coffee Association) |
乾燥 | アフリカンベッド |
規格 | G1 |
サイズ | 15up |
認証 | なし |
栽培・農薬の使用 | 栽培期間中、農薬化学肥料不使用 |
INFORMATION
- おすすめ焙煎度:ミディアム~フルシティ
- 梱包:30kg+グレインプロ
- フレーバーノート:apple, sugar cane, banana, sweet, balanced
焙煎度を変えた香味情報
Light Roast
Medium Roast
Dark Roast
BUYER COMMENTS
バングラデシュ国境にほど近い、ミャンマーの新興コーヒー産地・ガペ。2023年もニュークロップが入荷しました!ミルを立ち上げて2年目となるガペですが、今年初めて水洗式のプロセスにも挑戦しています。初めての挑戦ではありましたが、黒糖のような甘さをはっきりと感じられ、リンゴのようなすっきりとした酸味もあるバランスのよいカップに仕上がっています。もう1つのミャンマーのコーヒー産地・ユアンガンとはまた異なる力強いボディ感をお楽しみいただけるコーヒーです。品質向上が目覚ましいガペの皆さんのコーヒー。農家さんが所属するコミュニティの結束力も強く、今後もますます品質向上が期待できる産地です。
OUR STORY
生物多様性を守る活動
山岳地帯のガペでは、山々が織りなすスロープにコーヒーが植えられています。自然林が多く、動植物が豊かな地域で、絶滅危惧種のホーンビルやテナガザルも生息する地域でもあります。この周辺の農家さんは、陸稲と呼ばれる稲を山の斜面に植えるのですが、そのために焼畑を行なっています。適度な焼畑であれば良いのですが、必要以上に焼畑を行ってしまうことが多く、それが動植物の生態系を狂わせる結果を生んでしまっています。そこで海ノ向こうコーヒー・ジーニアスコーヒー・小農家さん・国際NGO(FFI (Fauna Flora International: https://www.fauna-flora.org ))が協力して、森林保全活動プロジェクトを開始しました。焼畑をしなくとも、森の中で育つコーヒーで収入源を得て、一部をお米等の必需品の購入に当ててもらうことにより、自然環境を守ることができます。キロあたり25セントをジーニアスコーヒーを通じて、農家さんとNGOさんに寄付を行い、2022年度においてはロースターの皆さんの応援もあり、約2トン分、525ドルの寄付を行うことができました。2年目である今回も引き続き、自然と生物多様性を守ることにつながるコーヒーのプロジェクトを続けて参ります。
出来たばかりのマイクロミル
2022年1月にマイクロミルを建設し、同年すぐに加工が始まりました。昨年はまだ水洗式用の発酵槽が出来ておらずウォッシュドのコーヒーを作ることができませんでしたが、今期はいよいよ設備が整い精製がスタートしました。収穫したチェリーを洗浄後、パルパーに入れ丁寧に皮をむき、未成熟の豆の選別も同時に行います。その後、完成したばかりの発酵槽に入れ、ミューシレージを取り除きます。パーチメントはビニールハウス内において、農家さんの手によって撹拌を繰り返しながらゆっくりと乾燥を行い、ドライパーチメントにまで仕上げていきます。またウェットミルの使用後は毎日清掃しており、清潔な状態を保っています。ミルを使う組合員の皆さんが、丁寧な仕事を心がけていることがコーヒーの味わいにあらわれており、今後もどんどん品質が上がっていくことが期待できます。