クルティナ農園
クルティナ農園は、バリ島のコーヒー名産地であるキンタマーニ高原に位置し、2011年に現農園主のワナさんのお父さんが立ち上げました。標高はおよそ1,400m。雨量が非常に多いエリアにあり、乾季であっても霧雨のような雨が降る場面に出くわすことが多くあります。
農園主のワナさんは、現在22歳、バリの農園の中でも最も若い農園主の1人と言われています。彼のキャリアは18歳の頃バリ島ウブドでのバリスタからのスタートでした。彼のお店ではバリ島で生産されるスペシャルティコーヒーを取り扱っており、彼はその奥深さに魅了されていきます。さらに、農家さんの収入向上にも大きく貢献できるものであると知り、コマーシャルグレードのコーヒーのみの生産を行っていた、父の農園でも生産ができるのではないかと夢を持ち始めました。その後バリスタとして働きながら、収穫期になると実家に帰り、加工の研究をする生活を3年間繰り返します。