野生ピューマとコーヒーの伝統品種が共存する森の味わい
アラビカコーヒーの生産地域である中米の森林地帯は、ジャガーやピューマといった大型猫科動物の棲息地でもあります。この、近年絶滅の危機に瀕する動物達の棲む森は、年々面積が減少しています。サンアグスティンが位置するシエラ・デ・ラス・ミナス山地は、コーヒー栽培のために最適な環境であるだけではなく、野性ピューマの棲息に適した条件も兼ね備えています。
グアテマラ カフェ・ピューマ
ミルクとの相性が抜群にいい、野性を育む森のコーヒー
| 精製 | ウォッシュ |
|---|---|
| 標高 | 1,350~1,550m |
| 品種 | ブルボン、カツーラ、ティピカ |
| クロップ年 | 2024年6月入港 |
| 乾燥 | 天日乾燥、パティオ |
| おすすめ焙煎度 | ミディアム~フルシティ |
| フレーバーノート | nutty, dark chocolate, bright, apple, kiwi, sweet |
| 栽培・農薬の使用 | シェードグロウン |
| 梱包 | 30kg麻袋+グレインプロ |
| 商品管理番号 | U360-240 |
|---|---|
| 生産地 | エル・プログレソ、 シエラ・デ・ラス・ミナス山地、サンアグスティン・アカサグアストラン |
| 精製 | ウォッシュ |
| 標高 | 1,350~1,550m |
| 品種 | ブルボン、カツーラ、ティピカ |
| クロップ年 | 2024年6月入港 |
| 生産者 | ボルカフェウェイに加盟する、地域の生産者さん |
| 乾燥 | 天日乾燥、パティオ |
| 規格 | SHB |
| サイズ | 16up |
| 栽培・農薬の使用 | シェードグロウン |
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生産国：グアテマラ
生産地：エル・プログレソ、 シエラ・デ・ラス・ミナス山地、
サンアグスティン・アカサグアストラン
生産者：ボルカフェウェイに加盟する、地域の生産者さん
産地担当コメント：このコーヒーが育てられるエル・プログレッソ県はグアテマラの中でももっとも人口の少ない県です。
コーヒーの栽培が行われているのは主に西側の山の麓。東側にはサボテンの生える砂漠地帯が広がっています。
精製方法：ウォッシュ
水分値：10.60%
欠点率：1.6%（4.8g/300g）
豆色：Green
Light Roast（浅煎り）
口の中で広がるナッティーな甘味と、心地よい柑橘系の優しい酸を感じます。飲み終えた後の心地よい渋みは、まるでアッサムティのようです。
Medium Roast（中煎り）
キャラメルのようなフレーバーがで広がります。ほどよい香ばしさと酸味のバランスが取れています。
Dark Roast（深煎り）
ダークチョコレートのような、しっかりとしたビター感を楽しめます。深煎りにしてもグアテマラらしい華かな香りを感じられ、飲み終えた後も余韻が長く続きます。
口当たりの柔らかい昔ながらのグアテマラをイメージして作られた商品。2024年度は心地よい柑橘系の酸味や心地よい甘さに加えて、紅茶のような心地よい渋みが特徴です。実は、この渋みから生まれるコクは、ミルクとの相性が抜群。カフェオレ用の深煎りや、エスプレッソ用のブレンドにお使いいただくと、ミルクの甘味がぐっと引き立ちます。
この野生動物とコーヒー農園の共存を模索する取り組みの一つとして、ボルカフェ・ウェイのメンバーに、野生ピューマの棲息地となる原生林の保護などを呼びかけるとともに、コーヒーの売り上げの一部（ポンドあたり10セント）を、同地の野生ピューマの保護団体である、パンテラ・グアテマラに寄付しています。共に生き残りを賭けた、野生ピューマとコーヒーの伝統品種が共存する森の味わいをお楽しみください。
伝統品種を地道に栽培するグアテマラの生産者たち
高級アラビカコーヒーの産地であるグアテマラでは、近年、サビ病対策として、病害に耐性があり、短期的に収量増が期待できるハイブリッド品種への植え替えが大規模に進みました。この結果として、代表的な産地のSHBグレードのカップ品質は変容し、昔ながらの柔らかい口当たりの原料の入手が難しくなっています。
一方で、これまであまり注目されることのなかった生産地区では、未だに伝統品種を地道に栽培している生産者がいます。そのような生産地区の一つであるグアテマラ中東部サンアグスティン・アカサグアストランの生産者とタイアップし、伝統品種を守りながら、持続可能な農園経営を支援しています。古きよきグアテマラ・コーヒーの特徴的なキャラメルのような心地よいフレーバーと柔らかい酸味のバランスのとれた味わいに仕上がりました。